需給バランスは「円売り温存!」


きょうの日経ヴェリタス、『FRB、利上げへ「幾分」の謎かけ ―― 労働市場改善の条件 微修正に市場戸惑い』っていう推理小説のような記事で、利上げのタイミングは9月でも12月でも、どっちでもいいや! っていう気分になってきた(*’-^) ・・・ 一部抜粋すると:

「(7月29日のFOMC声明に)利上げへの条件として “some further improvement” と ‘some’ が加わった ―― “労働市場の ‘幾分の’ さらなる改善” の修正を、<謎かけ>のようだという評価も。 今回はイエレン議長による記者会見がなく、市場は声明文の読み解きに必死になった。

FRBは意図的に9月利上げの選択肢を維持した狙いがあったとみる ―― 9月の利上げシナリオに向かうなら、今回の声明文で一段と踏み込んだ内容になるはずが、そうした修正が見当たらず、発表後は株高・債券高・ドル安に傾いた。

――(市場予想では)7月・非農業部門雇用者数は△22万人、失業率は横ばいの5.3%だが、雇用統計はブレが大きく、速報値だけを頼りにできるか疑問が残る。

―― ただ、中期的に見ると、政策金利の影響を受けやすい2年物国債利回りは0.75%付近と年初来の高水準で推移、すでに利上げの時期は重要でなく、市場は年内利上げに備えつつある」

・・・ ってことで、8月雇用統計の発表までは決定的な利上げのタイミングは想定できない! ってことだよネ(+×+)/

債券や株式相場は利上げを織り込みつつある流れかもしれないけど ・・・『「黒田ライン」突破なるか』では、「黒田日銀総裁が6月10日に国会で “円安牽制” ともとれる発言した直前の125円付近(黒田ライン)が、この1カ月あまり意識されてきた。

実効為替レートではドル高が進んでいるにもかかわらず、円に対しては膠着気味と、市場はまだ年内利上げを十分に織り込んでいない ――(そして)2015年の “円需給バランス” は16.8兆円の円売り超過で、円売り余力が温存されてる」(日経ヴェリタス)

・・・ そうかと思えば、「『ギリシャ危機は終わってない』―― 危機は小休止状態だが、いずれまた戻ってくる」 っていうマーケットエコノミストの見方もあったり、今年のマーケットは年末まで、猛暑日あり・ヒョウが降ったり・竜巻が発生したり、不安定・急変が続きそう(+。+)~~

ちなみに、「謎」といえば、とあるブログポータル・サイトの人気ランキングだけど、更新されてないブログが “トップ10″ 入りしたり、アクセス・ランキングインされるミステリー┐(´.`)┌ なんで? 化けの皮が剥がれるのは、いつ(〇ο〇)


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