目前の<FOMCシナリオ!>


中国の景気減速、株式市場の変調・原油価格の下落、それでも堅調な米雇用環境や米個人消費は好調! ・・・ FRBのジレンマは理解できるけど、08年12月16日、Federal Fundを「0.00-0.25%」(1.0%⇒▼0.75%)に引き下げて以来、長く続いた「ゼロ金利」から政策転換するか? しないか?

イエレンFRB議長は、先のジャクソンホールにも、G20への参加も見送って、さらに今回のFOMC・議長の記者会見でなんの “予告” もなければ、次の “公の場での会見” は12月16日まで飛んじゃうだけに、あす未明のイベントでマーケットに蔓延する不透明感を解消させる、何らかのメッセージが伝わることに期待ですネ!

ちなみに、先週末にblogした “FOMCあとの3シナリオ” を再掲載♪ わたし的には、”時期” から卒業して、ターゲットが引き上げペースへ移るなどの新ステージを見てみたい! っていう想いに変わりはありません(^_-)☆

(1)利上げに踏み切れば ―― ドル買い先行も、株価急落でマーケットはパニック!
・・・ そのあとは、リスク回避から円全面高の展開に!

(2)ゼロ金利解除の見送りなら ―― ドル売り先行、株式市場では空売りしてた筋の買い戻しで、世界一周全面高!
・・・ そのあとは、10月、それとも12月、いや年明けになっっちゃうのかも? って「いったい利上げはいつ?」 とこれまで続いてきた憶測の堂々巡りが再燃して、ボラティリティの高い秋相場になっちゃいそう!

(3)9月利上げ見送りも、利上げの時期を示唆したら ―― これまでゼロ金利解除のタイミングを計れなかった分、「ドル高・株安」先行!
・・・ そのあとは、材料出尽くし、泣いてた赤ちゃんがもう笑ってるって感じに、株の買い戻し、金融政策のヴェクトルの差からドルは対円やユーロで素直に上昇トレンドを描きそう!?

US 21:30 新規失業保険申請件数(市場予想27.5万件)/8月住宅着工件数(同・年116.0万件・前月比▼3.8%)/8月建設許可件数(同・年115.9万件・前月比△2.5%)/4-6月期経常収支(同▼$1115億)
US 23:00 9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(同5.9)
US 27:00 FOMC/経済予測
US 27:30 イエレンFRB議長が記者会見 … 利上げのタイミング示唆?

○o。_____ Current Tokyo-London Financial Market _____。o○
16日 06:00 ⇒ 17:00 ⇒ 17日 06:00 ⇒ 17:00 ⇒ 19:40
USDJPY 120.40-45 120.24-26 120.55-60
(120.38~73)
120.93-94
(120.35~97)
 120.91-93
EURJPY 135.66-71 135.44-48 136.10-15 136.92-96  136.81-84
GBPJPY 184.75-80 184.46-51 186.78-83 187.62-67  187.56-61
EURUSD 1.1267-72 1.1264-66 1.1290-95
(1.1219~1.1321)
1.1322-24
(1.1285~1.1326)
 1.1313-16
 

◇日経平均株価終値: 260.67△1.43%(18,432.27), 9日以来の高値. TOPIX: 19.31△1.31%(1,491.91). JPX400: 178.34△1.35%(13,396.44).
◇ハンセン指数: 112.03▼0.51%(21,854.63). 上海総合指数: 66.20▼2.10%(3,086.06).
(一部修正)


バナーワイド

TOPへ