先週末に表面化した “ゴールドマン疑惑” ・・・ “勝ち組”ゴールドマンにはインサイダー疑惑も浮上してるようで、踏んだり蹴ったりというところでしょうが、訴追についてゴールドマンは、「『全く根拠ない』・『SECと徹底的に戦う』と証券詐欺罪には当たらないとの認識を示した」（日経） そうです。
ただ、「ほかの金融機関に広がる可能性も…」 と指摘するコメントもあって、この問題はギリシャ問題同様に、”拡大・長期化・不透明感” が高まって、さらには、「金融規制の強化にもつながりかねず、景気の不透明要因が1つ加わった」 と金融商品へのプレッシャーが強まる流れになっちゃうとイヤですね(>_<)
ところで、昨年このBlogでも追っかけした "米銀の破綻件数" だけど、今年も順調（?）に増加して、「50行」 だそうです(+｡+) ・・・ 前年（破綻は140行）とほぼ同じペース ・・・ 米国も地方では景気や雇用の回復はまだまだそう┐(-_- )┌?　 ってことで、たびたび出る 「"ゼロ" のFF金利が引き上げ」 の憶測も、実際にFRBが金融引き締めするのは、"かな～り先" って見た方がよさそう┐(´.｀)┌?!
・・・ と、米国だけ見てれば "単にドル売り" なんだけど、「ソシエテ・ジェネラルは顧客向けリポートで、『ギリシャの問題は他の国々にソブリン危機が波及する前触れ』 と指摘 ―― ギリシャの資金繰りが結局は行き詰まって、ユーロ圏が財政協調にもたつき、問題が周辺国に及ぶ ―― 市場はそんな 『最悪シナリオ』 と現実とを見比べている」（日経ヴェリタス） ・・・ "ユーロも買えず" となれば、固有の買い材料がなくても "消去法で買われる円" が復活しそうな雰囲気プンプンですネ(^_-)☆