FXトレーダーは今朝、一発で目が覚めたんじゃないでしょうか!? ・・・ いまのとこ利益確定の動きから、対円でドルや欧州通貨に買い戻しの展開を見せてる円相場。 日経平均株価は大幅続落(>_<)
まあ、NY市場では、株価急落(*)でシステム的なドル売り/円買いで87.95ワンタッチも、きょうの東京・欧州市場でそこまで突っ込み試す筋は出ないしょうけど、「円キャリートレード」 の持ち高もスッキリ解消して、身軽になったことでしょうから、今夜の “米4月雇用統計” で再び大相場になるかもネo(^-^)o
ところで前日は、トリシェECB総裁の 「私にとってデフォルトは問題外だ」 というギリシャの危機感に乏しい発言に、マーケットは失望もしたようだけど、きょうのドイツ議会でのギリシャ支援関連法案の結果次第で、また 「世界の金融システムや景気動向に混乱」 を連想させることにも(?)
それにしても、マーケットによる容赦しない 「ユーロの切り下げ」 の動きって、ある意味で南欧諸国の財政再建に、マーケットって非協力的な勢力ですネ。
そしてポンドがらみで注目のイギリスの総選挙(下院)は:
◆「(BBCの出口調査で)最大野党の保守党が第1党となるものの過半数の議席は獲得できない見通し」
◆「議会下院の650議席のうち、保守党が307議席、与党・労働党が255議席、第3党の自由民主党が59議席を獲得するという予測 ―― どの政党も過半数の議席に達しない結果となれば1974年以来、36年ぶり。 保守党が13年ぶりに政権を奪還するか? 日本時間7日午後にも大勢が判明する見通し」(NHK)
(*) 未明の27:47 ・・・ P&Gと3Mの急落(システムトラブル? 誤発注?)をきっかけに、「NYダウは節目の水準を次々と割り込み、売りが売りを呼ぶ展開に!」(日経)
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
(06日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (10:00)
USDJPY = 93.59-60 ⇒ 90.60-65 ⇒ 91.55-60
EURJPY = 119.76-80 ⇒ 114.30-35 ⇒ 115.50-55
GBPJPY = 140.80-85 ⇒ 134.35-40 ⇒ 136.20-25
EURUSD = 1.2796-97 ⇒ 1.2615-20 ⇒ 1.2610-15
◇ 日経平均株価(09:55): 398.53↓3.73%の10,297.16円。 TOPIX: 31.21↓3.26%の925.51。
◆.。・+゜゜+・。 NYK Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.
◇USDJPY=90.60-65円 (87.95~93.95)
◇EURJPY=114.30-35円、一時110.49と01年12月以来のユーロ安水準。
◇GBPJPY=134.35-40円
◇EURUSD=1.2615-20ドル (1.2510~1.2770)、一時09年3月以来のユーロ安水準。
◆ダウ工業株30種平均終値: 347.80↓3.20%(10,520.32)、一時998ドル急落し、10,000ドル割れ!
◆ナスダック: 82.65↓3.44%(2,319.64)。 S&P500: 37.72↓3.24%(1,128.15)。 FTSE百種総合株価: 80.94↓1.52%(5,260.99)。
◆NYMEX原油先物相場WTI期近6月物終値: 77.11ドル/バレルと続落。 金COMEX6月物終値: 1197.3ドル/tozと続伸。
◇「(株価急落に)アメリカのメディアは、特定の銘柄に誤って大量の売り注文が出されたのが原因ではないかと伝えた」
◇「ヨーロッパ中央銀行のトリシェ総裁が会見で金融面からの支援について、(ギリシャ国債購入など)さらに踏み込んだ発言をしなかったことに対する失望感も広がっている」(NHK)