ギリシャ問題で揺れるユーロ相場だけど、「英に忍び寄るもう1つの危機」という不気味な記事が日経ヴェリタスに掲載されてました。 マーケットの次のターゲットは 「ポンド」 になるのか?!
…………………………………………………………………..
2010年の英国の財政赤字はGDP比で11.1%と、信認の危機に揺れるギリシャ並みの大きさである。 ギリシャからポルトガル、スペインの株式・債券へと続いた投機が、市場の“弱者探し” の標的として英国を選んでも、決して不思議ではない。
ポンドがじわじわ売られるなかでの英総選挙は、どの政党も過半数を占められない「ハング・パーラメント」(宙ぶらりんの議会)という結果に終わった ―― 金融市場では不確実性の高い時期が続く。 英国にとって最も不安定な日々が始まろうとしている。
保守党の政権公約に「銀行課税の制度を導入する」 ・ 「(金融サービス機構=FSAを廃止し)中央銀行に金融機関の監督機能を移す」―― 労働党との違いを出す狙いもあるのだろうが、市場がなじんだ「金融立国・英国」とは、かなり違う国の姿が描かれている。
本当にこうした国づくりが始まったら、これまで世界中からお金を集め再分配することによって生き延びてきた英国を、金融市場はどう評価するのだろう。「英保守党 vs 市場」は、ギリシャ悲劇の裏で進む、もう1つの危機のドラマである。
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
…………………………………………………………………..
もちろん、目先 「EURUSD=1.2ドルの水準まで下落」 といった見方もあるユーロから目が離せないけど、「ポンド」 も絡んで、“ドル高・円高” の流れは当分続くことになりそう(*’-^)☆
また、米大学教授の 「ギリシャは結局、ユーロ離脱しかない」 な~んていう筋書きも紹介されてました(+。+)~~ そうなると、「大規模な銀行取付けが起きるという不吉な予想も披露」 ・・・ さらに、「ドイツがユーロを去るか、もしくは通貨圏を2つに分ける(1軍・2軍分割案)」 という通貨ユーロの限界説に、これで “アジア通貨構想” はなくなったな(?) っていう感じですネ┐(´.`)┌
市場の次のターゲットは「ポンド」?
\FXCAFE®NET/ ・ \FXCAFE®JP/ ・ \FXSPOT®NET/ ・ \FXカフェ®談話室/