「ニッチ(niche)な市場」が今 ・・・


ソニー銀行の証券子会社・ソニーバンク証券が10月1日から営業開始。”外国為替証拠金取引にも参入を検討” という報道も ・・・
1・2年前までは、”ニッチ(niche)な市場” として国内外の多くの資産家が入り乱れて外国為替証拠金取引会社を運営し、銀行が相手にしてこなかった小口取引する個人投資家を取り込んできました。24時間、祝日も関係なく継続的に業務を行うとなれば、コスト面からも金融機関による外国為替証拠金取引市場への参入は、”まだ先かな” と思っていました。しかし、低金利を背景に、高金利の外貨に目を向けた個人投資家による資産の運用熱、さらにはやっと追いつきつつある法整備で、ここに来て名の知れた異業種の法人をも巻き込んだ一気の事業化。
都市銀行系証券会社や大手証券会社では、「品揃え」で外国為替証拠金取引はすでになくてはならない金融商品に成長しており、この流れが台頭するとなれば、国内においては金融機関による “系列化の形成” が進むのでは ・・・そんな予感がしてきます。ただ、手数料の無料化も進むなかで、事業規模に見合った収益が確保できるかは ・・・?


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