キスマークと簡単にできそうな税制の転換


「パリのオルセー美術館 – 展示してあった印象派の画家クロード・モネ(1840~1926年)の風景画 “アルジャントゥイユの橋” を、深夜・館内に侵入した酒酔の少年グループが10㎝にわたって裂いた」(asahi.com/8日一部抜粋) ・・・ この事件に、「胸がむかつくような蛮行」と非難した女性は、何と! この事件より先の今年7月・フランスで開催された米画家サイ・トゥオンブリ氏の作品展で、絵画に「キスマークを付けた」とされる裁判・被告女性の声明だとか。
この女性、自身も画家で、自らの犯行には「愛による情熱的行為」・「キスは作品の持つ力によって引き起こされた芸術的行為」だと釈明。すると被害を受けた画家は、「愛についてのわたしの考えは違う。愛には双方の同意が必要なはず」とwitに一蹴(gooニュース/AFP/9日一部抜粋)。 どちらの事件も、その行為にいたった心理は難解ですが、現役アーティストの応酬は今後の両者の作品で見てみた~い!
ところで、「原材料の小麦粉や乳製品、油脂の価格の高騰」で、12月から食パンが24年ぶり、菓子パンは17年ぶりとなる値上げ ・・・そんな報道を昨日耳にして、コラム「インターバンク市場のひとコマ」でも提案しましたが、「主食となる食品に消費税を掛けない」 そんな税制の転換があってもいいのでは!
また、証券優遇税制の譲渡益や配当が20%から10%になっている軽減措置を「打ち切り」で論議されているとの報道に、「それは違うでしょ!」って思いです。 株式市場の活性化にも寄与するリスクをとった投資家から、搾取するような税制を議題にするより、投資家の要望に応える「金融一体課税」を真っ先に実行するべきです!
税率の上げ下げや給付による助成という考え方ではなく、あらかじめ「取らない」という税に関する政策の方が国民には分かりやすく、まさに福田内閣が目指す「共生」にもつながり、共鳴を呼ぶのでは! ・・・ とあらためてそう思ってます。


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