「ブラックマンデー」 の当日は・・・


1987年10月19日 – その日は月曜日 – ニューヨーク・ダウ工業株30種平均は、”下落率22.6%” という大暴落を演じ、翌20日の東京株式市場・日経平均株価も14.9%急落し、アジア・欧州市場へと世界1周する “世界同時株安劇”。 あれから20年たつのですネ ・・・ 当時のアメリカは、85年のプラザ合意によるドル安、金価格やガソリン価格は高い水準にあったんじゃあなかったっけ? 
この日の私は、学生であったこともあって、株価にはまったく興味なくすごしました。ところが後日、”ブラックマンデー” をテーマにしたアメリカ経済に関するレポートの提出を求められ、数日間パソコンの前に座り、キーボード操作に難儀したことが、今になっても夢でうなされそうです。 そういえば、あの時に書きとめたフロッピーディスクは、どこへいってしまったんだろう? 今度、田舎へ帰省したら探してみようかな。でも、あの頃に使っていた5インチのフロッピーから、どうやってデータを復刻させたらいいんだろう?
日本では、大蔵省による金融緩和で、実体経済への深刻な打撃が少なくすんだことが幸いして(災いだったかも)、バブル経済絶頂期を迎えることになりますが、80年代後半のアメリカは貿易赤字に苦しめられ、このときに就任していたのがグリーンスパン前FRB議長。そして89年の大納会には、日経平均株価は史上最高値となる38,915.89円とピークを迎えることになったんですよネ ・・・ 歴史は繰り返され、99年のITバブル。このときには私も参戦していて、売り損ねた愛すべき銘柄を、いま~でも大切に保有し続けています。
そして今朝の東京市場は、メモリアルデーに敬意を表するように、日経平均株価がいきなり▼141円でスタート。前場の終値は▼271.98円。 ブラックユーモアであってほしいものですネ! 


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