「上がって」うれしい! そして強制決済の謎(再送)


秋のポカポカ陽気に、「上がって」 うれしいものって? ”ふと” 考えてました ・・・ まず筆頭は “給料” でしょう! あとは “株価と成績” かな!? 「不動産」は? 持っている人は資産が増えて “ハッピー” かもしれないけど、でも固定資産税の支払いも増えて、また、マンション・一戸建て住宅をこれから持とうとしてる人にとっては “夢” が遠ざかってしまいます。「GOLD」は? 電気部品の価格上昇にもつながり、経済に及ぼす悪影響を排除できませんよね。 「年金も預金金利」も多いことに越したことはありませんが、やはり年金を支える現役世代や住宅ローンを抱える人に負担が増すばかり ・・・ そう考えると、先の 「給与・株価・成績」 には “ネガティブ要因” が少ないかな? と単純に思えました。
その 「株価と成績」ですが、先週末19日のNY株式市場で株価は大幅下落するなか、Google(NASDAQ: GOOG) は “何と上昇”(up5.09/終値644.71) してました! さらに、「時価総額は2012億ドル、シスコシステムズの時価総額(1921億ドル)を上回り、シリコンバレーに本社を置く企業で最大に。米IT企業ではマイクロソフト(2836億ドル) に次ぐ2位 ・・・ (ちなみに国内トップのトヨタの時価総額は1970億ドル) ・・・ 04年8月の株式公開から1年2カ月で時価総額1000億ドルに到達し、その後2年で2000億ドルに。今月8日に600ドルを上回ったばかり」(NikkeiNet/20日/一部抜粋) ”スーパースター” それとも “モンスター” ? どんな言葉で称賛したらいいのか分からないけど、製造業や金融機関でないGoogleの現在の株価水準と将来のGoogleを、投資家はどう判断するのか? 私は単に好奇心だけで、これからも “Watch” していきます。
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ところで、先週末明らかになった 「外国為替証拠金取引業者による顧客が保有するポジションの一方的な強制決済と営業停止」(日経新聞/21日朝刊) の報道。この事案が発生したきっかけは、当該取引業者の “自己売買取引の失敗” (*)だったようですが、問題は 「自己売買口座」 と 「顧客口口座」 の2つ以上の取引口座をヘッジ先金融機関(カウンターパーティ)に設けていたのかどうか? また、当該事案が10月に発生したことも見逃せません。
・・・ このつづきはこちら ≫一方的な強制決済の謎に迫る “FXコラム” 「キーワードは “2つの口座”」  (“FXCAFE.NET” のサイトが開きます)
(*) その後の報道で、当該業者はサブプライム問題の影響で急激な円高が進んだ際に、顧客の注文をヘッジしそこねた ・・・ さらに、証拠金やその他を会社の固有財産と区分してなかったことで、顧客の証拠金が目減りしたことにつながったというものでした。


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