ダイアナの最期 – 支援税制(再送)


10年前のダイアナ元英皇太子妃の死因を究明する審理(25日ロンドン/高等法院 http://www.scottbaker-inquests.gov.uk/index.htm )で、『「オー・マイ・ゴッド」 最期の言葉を残したダイアナの周りには “パパラッチ” が群がりっていた。警察が、排除しようとすると1人は 「おれたちはこれで金を稼いでいる。放っておいてくれ」 と吐き捨てた。また、「早く戻ってこい。彼女は生きているぞ」 と同僚を呼び戻すのを目撃者は聞いた』(MSN/産経ニュース26日/一部抜粋) ・・・ 生々しい証言の描写を思い浮かべると吐き気を覚えます。人間の道理を欠いた人が撮った写真に、訴えたい真実は写るんでしょうか!?
さて、政府税制調査会による証券優遇税制廃止の答申(16日)につづいての自民党税制調査会では、「延長論が強まっている」ようです。「金持ち優遇」と批判もある証券優遇税制は、株価が低迷していた03年に時限措置として導入されたものですが、”抜本策” は廃止でも延長でもなく 「金融商品を網羅する損益通算」 による金融市場の活性化にあるはずです。その場限りで取り繕う 「軽減税制継続 VS “10%⇒20%”復活」 ではなく、リスクをとる個人投資家のための税制論議を要望します。入口は金融商品取引法、出口には支援税制を整備することが、欧米や香港・シンガポールという金融先進国に近づくことになるのでは・・・。
今週は、注目される31日のFOMCをはじめ、ISM製造業景況感指数や雇用統計などの米国重要経済指標の発表、週末から来週にかけては欧州主要銀行の決算発表と、株式や外国為替相場市場に影響を与えるイベントが目白押しです。株価や外国為替相場はプロの思惑やコメントで乱高下することも予想され、一喜一憂しながらの取引になりそうですネ!?


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