感謝祭明けのUS消費動向と中国マネー


Black Friday Weekend Traffic up 4.8 Percent as Consumers Shop for Smaller Ticket Items ―
25日 全米小売業協会(NRF)は、「感謝祭(22日)明け、週末の買い物客数が1億4700万人と前年同期比で4.8%増 ― でも、1人当たりの平均購入額は347.44ドルと前年同期で3.5%減」 であったと発表。
「消費のけん引役はデジタルフォトフレームやノート型パソコン、カシミヤのセーター等で、ハイビジョンテレビなど高額商品が売れ筋だった昨年の好調さとの違いも―」 これからクリスマスまでの年末商戦でどこまで客足が伸びるか? 他国の消費者の懐ぐあいとはいえ、株価・外国為替に直結しそうな米国の消費動向は、いやが上にも気になりますよネ!
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(26日午後のBlog) 
― ChinaPowerで株価もUP ―
今日の “メーンディッシュ” は、なんと言っても 「中国の政府系ファンドが日本株への投資に着手する」 と流した日経ニュース ・・・ 東京株式市場は、アジア株式相場も堅調であったところにこの報道、日経平均株価は一時400円超の大幅高! 大引けは22日比246.44円高となる15,135円21銭で、15000円台を回復。ドル円は一時108円10銭まで円急騰も、再び108円半ばに戻す展開。
・・・ 中国の1兆4000億ドルの外貨準備の一部を運用する 「中国投資有限責任公司」 による日本株運用(開始時期は未定) ・・・ というインパクトあったヒット・ニュースも、チャイナ・パワーを見せ付けられた感じ! でも、ここで下げている私の持ち株の一部は、何なんでしょう?
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(26日午前のBlog) 
― 108円台後半でもみ合い ―
週明けの東京市場は、株価もドル円もかかろうじて落ち着きを見せてますね。外国為替市場でドル円は先週末比(NYK)で50銭円安の108円70銭(11:00)での取引。これも先週末にNYKダウが上昇し、東京株式市場でも日経平均株価が195円高と続伸、15000円台回復してのこと(前場終値: 195.34↑の15,084.11円)。そう考えた場合、今のドル円相場は株価にリンクしてしまっての売買交錯で、師走に向けた株式相場から目が離せませんね。
ふと今年のカレンダーに目をやると、年末年始のインターバンク市場の休みは長いのですネ(29日から3日までの6日間と大型連休並み)。その間のマーケットは極端に薄い市場となり、今年の師走はクリスマス休暇から年始まで、レートはピョンピョン跳びそうな予感も。原油は過去最高値で取引され、ユーロは対ドルで最高値を更新し、円は対ドルで年初来高値の水準。株価は年初来安値をここに来て更新する不安定な市場環境で、取引収支の最後の帳尻合わせは早めに済ませておく方がいいかもネ。


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