東京外国為替市場は、BOEが金融政策委員会で追加利下げに踏み切るとの観測で、英ポンドは軟調 ・・・ しかし、BOEは政策金利を年5.5%に据え置き決定!　金融引き締めの継続?　昨年12月の2年4か月ぶりの利下げを見極めたいとの判断も、来月の利下げが確実視され、ポンドの上値トライは限定的? ・・・ 引き続き、今晩予定されるバーナンキFRB議長の講演内容にも注目したいものです。
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(10日夜のBlog)
― 高官発言と市場のイメージ戦略 ―
さて今晩は、21:00BOE政策金利 … 21:45ECB政策金利の発表に続き … 22:30ECB総裁会見 … さらにFRB議長の講演を控え、金融政策を巡る発言が注目されます。そのために今日のアジア市場は、株価も外国為替でも持ち高調整に終始した相場展開でしたね。
財務省事務次官は記者会見で、「米国のサブプライムローン問題を背景とした金融資本市場の動向や原油価格高騰は細心の注意を払い見ていく必要がある」との考えを示したうえで、2月9日のG7財務相・中央銀行総裁会議(東京)は「金融資本市場動向や原油価格高騰など世界経済の諸問題について議論されるのは間違いない」(NikkeiNet) と述べたと伝えられ、当局高官の発言に一喜一憂する相場展開が続きそうです!
ところで、皆さんの家の中にも、赤の｢ナショナル｣や青の｢パナソニック｣というロゴが付いた電化製品・電球・電池があるかとも思いますが、松下電器産業は社名をパナソニックにした上で、ブランドを ｢パナソニック｣ に統一するようです。そして、その看板の変更費用は “300億円” ・・・ ｢明る～いナショナル｣ のコマーシャルも耳に残りますが、人も企業もキャラクターやイメージを変える “戦略” って、なかなか大変ですよネ!