年末商戦で残念なお知らせ


10日 バーナンキFRB議長の「追加的な金融緩和が必要となるだろう。リスクに対応するため大胆な措置をとる用意がある」(NHK) 発言を受け、次回FOMCでは0.5%の利下げで景気後退を阻止する姿勢を鮮明に ・・・ また、NYTimes.comの「メリルリンチが住宅投資で150億ドルの損失を計上見通し」報道(NikkeiNet)で、外国為替市場は米国金融不安でリスク回避の円買いが再び強まり、さらに日経平均株価は 「株価指数先物に仕掛け的な売り」で、NY市場がせっかく上昇したにもかかわらず277.32円安。さむ~い3連休になりそうですネ。
ところで、「07年の米国年末商戦で、後半の減速が顕著となっている」 ようです ・・・ 「主要小売業45社の11-12月の売上高は既存店ベースで前年同期比2.2%増(市場予想2.5%)にとどまり、前年同期比の伸びは5年ぶりの低水準と振るわなかった」(日経新聞夕刊/一部抜粋) というもの。
特に百貨店や衣料品専門店の不振が目立ったようですが ・・・ この原因分析は、「ガソリン高で消費者が郊外型ショッピングセンターに出かけるのを控えたことによる」 ・ 「宝飾品などの高額商品の売上高は減も、低価格販売を売り物にする業態はまずまず」 ・・・ 何か日本のバブル崩壊後の現象にも似てきましたが、調査結果の数字を単に並べるだけでなく、こうした考証能力がもっとも大切なのですよネ! 
おまけに日経夕刊 “十字路” ・・・ 「これをクロコダイル・ティアーズ(そら涙)と言ったら、ワニにも米大統領候補にもしかられるだろう。それほどヒラリー上院議員の流した涙は、有権者の心を動かした――。べそをかかんばかりの映像をテレビは繰り返し流した――」 ・ 「離婚したそばから、新しい恋人を連れて冬のバカンスに出たフランスのサルコジ大統領――気掛かりな構想を打ち上げた。G13――ゴルゴ・サーティーンではない。G7サミットにBRICsとメキシコ、南アフリカも仲間に入れる案だ――。日本もしゃがみこむばかりでは、ワニに食べられてしまわないか」 ・・・ 日経新聞でも “ピリ辛” コラムを掲載するのですネ。私もこんな記述ができたらと、心がけたいと思っています。


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