ハンセン指数は大幅続落で、終値: 2061.23↓(8.65%) の21,757.63と過去最大の下げ幅。 上海総合指数終値: BankofChinaに ｢未発表の重要事項がある｣ と終日売買停止で、こちらも過去最大の354.684↓(7.21%) の下落幅で4559.751 ・・・ 北京オリンピックを前にバブルが弾けて、第2のサブプライムローン大騒動にならなければいいのですが!?　新たな連鎖はお断りです!
ところで、チョッと見逃してしまった ｢資金洗浄対策顧客タイプ別に｣ という日経新聞夕刊記事(21日) ・・・ 全国銀行協会がマネーロンダリング対策の指針で ｢リスクの高い顧客例｣ として、｢国連制裁の対象国｣ と “あたり前” のほかに、｢多数の口座を持つ｣ ・ ｢いちげん客｣ ・ ｢休眠口座の取引が突然活発化｣ ・ ｢外国為替取引｣ ・ ｢電子マネー｣ ・・・ なんかが挙げられてました。 引越しや職を転々と変え、そのたびにメイン銀行の口座を休眠・復活させたりする一般人も、実は “チェック” されてるんですかね?　そして、どの業界でも(たとえば、緊急患者・転校生・ベンチャー企業・新顔選挙立候補者・老舗料亭の予約…)、いちげん客は弱い立場ですネ!
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(22日午後のBlog)
― 株価暴落、円は105円台でものほほ～んぶり ―
“世界同時株安” が昨日鮮明になり、今日は持ち直すかなと思ったら “甘かった!” ・・・ 日経平均株価は大引けで前日比752.89円89銭↓(5.65%)の12,573円05銭と2年4カ月ぶりの安値水準 ・・・ 昨日NY市場が休場であったことから、先週末の急落の流れをアク抜きができなったのも大きいかな?　アジア株が今日も値を下げていたこととはいえ、東京市場で断ち切ってほしいとの願いもむなしく、全面安の展開。ドル円では一時1ドル=105円61銭と2年8カ月ぶりの円高水準へ、円相場は対ユーロ152.32円やポンド204.97円へと上昇。
東京・アジア・欧州株式市場が軒並み下落する中、東京市場について ｢内閣の経済政策への不満の表れでは?｣ との記者の質問に対して、いともたやすく ｢そんな専門家がいますか?　お顔を拝見したい｣ とトンチンカンな受け応えをする首相に、マーケットが見る日本は “どう映ったか?” ・・・ 情けなくなります。 金融・証券税制改革の見直しで “金融一体課税” の早期導入に向けた論議の再開を表明するとか、｢状況を見極める = 見ているだけ｣ の政治姿勢を変革しなくては、世界の金融センター・シティを目指すなんてことおこがましくて笑っちゃいますよネ。