ごもっとも! な批評


英国では 「行動すれども弁明せず」 ・・・ 日経新聞朝刊に掲載された “大機小機” のタイトルですが、喉に刺さってた骨が取れたようなスッキリしたオピニオンに、座布団一枚! ・・・ その一部を抜粋すると―― 
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「どんな問題でも批判をするのは簡単である」 ・・・ 評論家は常に政府の政策や権力者を批判する。政府責任者はそれを受けて説明する役回りだ。
評論家 :
「この国の経済は後退を続け、もはや経済一流とは言えない状況ではないか?」
大臣 :
「そうならないためにも政府は今、様々な改革案を立ててこれを遂行しています。これが実現されればご懸念のような事態を食い止めることができると確信しております」
・・・ 政府責任者は実態が悪いと言う前に、自らこれを良くする手立てを打たねばならない。その後に 「悪かったが、もう良くなった」 と言うべきだ! ―― 「行動すれども弁明せず」 重要な戒めである。
ところが、この国では少し違う? ―― 「日本の経済は一流ではない」 と経済担当大臣は国会演説で言い切ったのである。大臣が評論家になってしまったのだ。 発言を素直に解釈すれば、「二流国である日本の株は買わないほうがいいですよ!」 ということになる ―― どんな改革をしているか? 経済をどう良くするか? いまだ説得的な説明はなされていない ―― 投資家は日本売りをしている ――。
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(05日夕のBlog)
― 夢見るドル円2桁台と桜予想 ―
気象庁が “桜の開花予想” を発表 ・・・ 静岡26日 東京27日 宮崎28日 名古屋29日 大阪1日 松江5日 長野・北陸は4月中旬 ・・・ 昨年は 「プログラムミスで大幅修正」 何~ていうこともあって、花見の宴開催日のアレンジが大変だったことをつい思い出しちゃいましたが、今年は?
さて、103円台で落ち着いてしまった “ドル円” ・・・ 明日あさっての相次ぐイベント(日英欧の金融政策決定会合や米国雇用統計発表)に備えた “一服” と見るべきかな? ・・・ ところで、目先どうしても気になってしまうのが、99・00・04・05年でも破れずにいた “100円台の壁” ・・・ マーケットは目の前にある壁を “突っついて” は壊れるのか? 試すことが “お 好 き!”
ユーロの先高感は強いだけに、再びユーロが対ドルでユーロ導入以来の最高値を更新する動向を示すようだと、ヤッパリ見たくなるのが “2ケタ台” のドル円相場! ・・・ たぶんこのときには、原油相場で孫に自慢するために “史上初” の100ドルを付けに行った投資家に似た御仁が現れるはず? そんなことを考えてると、円高相場が楽しくも思えてきますネ!・・・?
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05日 TKY (17:00) 1ドル=103円60-65銭、EU財務相理事会で「強いドル政策」を支持との報道でドル買い優勢に一時103.72。1ユーロ=157円35-40銭。1ユーロ=1.5185-90ドル。1ポンド=204円95-00銭。 日経平均株価終値: 20.22円↓の12,972円06銭。 [byFXSPOT.NET]
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(05日朝のBlog)
タバコ税を2倍に…絶対反対です!


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