金融検査に着手、もっと早ければ…


暫定税率復活へ ・・・ 「自民党・公明党の両国会対策委員長は25日、ガソリン税などの暫定税率を復活させる税制関連法案を30日に衆院で再可決し、成立させる方針を正式に表明 ―― 再可決の理由として、(法案)成立が遅れると、歳入欠陥が生じ、地方自治体は道路整備の凍結に追い込まれ、福祉、教育分野にしわ寄せが行く――」(YomiuriOnline/一部抜粋) ・・・ “暫定税率が復活” という表現もおかしなものですが、この“暫定”はいつまで続くのでしょう? 不思議な法案ですネ。
金融検査に着手 ・・・ 「金融庁は25日、新銀行東京(千代田区)に対する金融検査に着手 ―― 検査は2005年4月の開業以来初めて――。 新銀行は3月期決算で1016億円の累積赤字が見込まれ、検査結果によっては不良債権がさらに増え、累積赤字が膨らむ可能性も――」(YomiuriOnline/一部抜粋) ・・・ 東京都による400億円の追加出資が決まる “もっと以前に検査を行っていれば!” 状況も違っていたかも? と都民として悔やまれます。
さて、「顧客の脱税行為に加担、自社損失を別口座に付け替えもしていた」 と証券取引等監視委員会 [http://www.fsa.go.jp/sesc/index.htm] は、外国為替証拠金取引会社に対して行政処分を金融庁に勧告したようですが ・・・ その会社が開示する 「第4期~第9期までの財務状況等推移」 を閲覧すると、「口座数は18,000 ・ 預託証拠金額83億円」 という数字にショック! ・・・ この口座数は “稼働口座” であるのか? どこに魅力があったのか? 分かりませんが、これだけの人が・これだけの運用資金で口座開設してたことからして、「取引会社の“選別”って難しい!」 ということだけは、容易に推測できますネ!

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[25日のBlog]
― 期日限定*スワップ金利*5倍の術 ―
≪ FX取引の豆知識 ≫
さあゴールデンウイーク! マーケットは薄くなり、そこに付け込んで仕掛ける筋も出没するこの時期、けっこう乱高下を繰り返して動いちゃうこともありますよネ。 ポジション管理と証拠金残高のチェックはお忘れなく!
ところで、ちょっと気になるのが “応答日” (取引日から2営業日後の決済日/受渡日/Spot/Value Dateともいいますが) ・・・ 通常、ポジションを未決済のまま木曜日早朝(NY時間17時)を迎えると、3日分のスワップ金利がついて「ラッキー!」 ・・・ もちろん支払の場合は、えらい損した気分にもなっちゃいますよネ ・・・ そして来週はというと、30日⇒1日 USDJPYやGBPJPYの繰り延べで “5日分!” もらえちゃいます!(*) ・・・ 「この日は見逃せない!?」 ところですが、30日にはFOMCが開かれることもお忘れなく!
せっかくですからスワップ金利の復習を ・・・
そもそもスワップ金利とは、「金利取引における借り入れ金利と預け入れ金利の格差(差額)を交換(スワップ)した金利」 のこと。 外国為替証拠金取引では、スポット取引(直物取引)で保有したポジションをロールオーバー(R/O)すれば、フォワード取引のトムネ(T/N)が組み合わさることでスワップ金利が発生!
T/N取引が組み合わされることで、スポット取引の応答日に必要なデリバリーする資金が調達できます。 ドル円でロングの場合、T/Nで応答日には 「円を調達」 して、手にする 「ドルを貸し出す」 ことで、「円の調達金利とドルの貸出金利の差」 としてスワップ金利を受け取ることになるのですよネ!
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(*) もちろん取引会社によって取り扱いが違いますから、確認は取引先にご自身で!
(*) ドル円・ポンド円 : 取引日4/30 ⇒ 応答日5/2
(*) ロールオーバーのメカイズムの詳細は「FXCAFE.JP」で!

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