不正行為の「フルコース」は金融庁の検査研修教材に…


“FujiSankei Business i.” に、「外国為替証拠金取引(FX)業者の動揺が止まらない」 とちょっと過激な書き出しで、でも的を射た(^_-)☆記事が掲載されてました。 一部抜粋すると・・・
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外国為替証拠金取引(FX)業界では、昨年8月の為替相場急変以降、財務上の脆弱さなどから経営破綻が相次いでいる――。 さらに、証券取引等監視委員会が進めている集中検査で、内部管理態勢に問題を抱える業者の存在が浮かび上がってきてもいる。
今月1日には、名古屋の業者に対し、東海財務局が登録取り消し命令を出した――
  (1) 海外居住者口座を利用した脱税への協力
  (2) 一任勘定取引
  (3) 損失補填
  (4) 自己取引で出した損失の顧客口座への付け替え
  (5) 帳簿や事業報告書の虚偽記載
  (6) 顧客と自己の財産の区分管理違反
―― など不正行為の “フルコース” が発見され、監視委の証券検査課は 「何でもありで、検査研修の教材に使えそうだ」 とあきれかえる。
昨年来、金融庁は全国のFX業者約120社に聞き取り形式での緊急一斉点検を行うとともに、監視委が順次立ち入り検査を進め、すでに46社の検査に着手 ―― これまで銀行や保険に限られていた早期警戒制度の対象をFX業者にも広げるなどして、破綻前の問題あぶり出しを図る仕組みを拡大している。
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金融庁は、「登録業者であっても事業報告書を提示させて説明を求めるなど、投資家自らが積極的に情報を集め、慎重に判断することが重要だ」 と指摘 ・・・ ごもっとも!

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[06日朝のBlog] ― ネット取引を常時監視・分析中! ―
ネット証券での不正取引、実は分単位の売買まで分析されている! ・・・ そうです。 あたり前といえば当たり前と思えそうですが、アナログ的には “すごい” と思わずにはいられません。
「証券取引等監視委員会は、来年5月までに証券会社や全国の証券取引所との間でシステムを接続し、売買状況などをすぐに入手できる体制をとる方針――。
先月に発覚した最大手証券企業情報部の元社員のインサイダー取引事件では、あるネット証券に証券取引所から 「不審な口座があるから注意して欲しい」 との連絡が入った。この証券会社が点検したところ、数銘柄で不審な取引が見つかり、すぐに監視委に報告し口座の入出金記録から元社員を割り出した――」。(asahi.com/一部抜粋)
・・・ ネット上で完結する株式売買の手続きも、不正監視で分析されてるんですネ! 流動性と取引量からして外国為替取引では、インサイダー取引なんて通常考えられませんが、中央銀行による介入や経済指標の発表内容を事前に把握すれば、外国為替取引でも同様な不正行為はありえること。 何にしても 「ルールの遵守」 というモラルあっての売買参加が当たり前ですよネ!

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