「日銀短観」 翌日の“別冊” …


週明けの7月1日、注目の「日銀短観」(全国企業短期経済観測調査)が発表されます。 言わずと知れた企業経営者の “業況感マインド調査” ・・・ 注目されるといえば 「大企業製造業の業況判断DI(業況判断指数)」 ですが ・・・ 今日の “日経ヴェリタス-Whats up” は、別の見方も紹介してました。
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6月短観の注目点のひとつは、企業が自社の販売価格の見通しに関して答える「販売価格判断」 ―― 販売価格が「上昇」とする割合から「下落」を引いた値で、企業が最近の原材料の急速な値上がりを販売に転嫁できているかどうかが分かる。大幅なマイナスなら、企業の利益率悪化が予想され、設備投資の冷え込みへの懸念も高まる。
3月短観では、全産業ベースの販売価格指数は3月実績がマイナス2だったのに、6月までの予想がプラス3となり注目を集めた。 今回、6月実績が予想に反してマイナスに下方修正されるようなら、企業が思っていたほど値上げできない実態が市場にとってサプライズとなる。
企業規模別の「販売価格判断」は1日の「短観(概要)」で分かるが、全産業ベースは2日発表の「短観(業種別計数)」を見る必要がある。 お祭り騒ぎの翌日に発表されるこの“別冊”も目を通せば、各業界の利益計画の増減や設備投資の動向まで分かる。 (日経ヴェリタス/一部抜粋)
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エコノミストについては、「3カ月に1度の大イベントに、早朝から情報端末の前に陣取り、発表と自分の予想とのズレを分析。 英文への翻訳の時間も含めておおむね2時間以内に速報リポートを仕上げ、社内外に発信」 するのだそうです。 でも、「“別冊”への関心は高くても、コスト面からくる人員不足で、2日続けてリポートを出せない」 のが悩みのタネだとか? ・・・ ってことで、2日も “続・短観” を注目してみることに!



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