夏のボーナスで初めてFX取引した…


「危機は、あなたのすぐそばにある」 ・・・ 今日の日経ヴェリタス、「Aさんは7月下旬、夏のボーナスで初めてFX取引をした――」 という書き出しで、外国為替証拠金(FX)取引も引用した特集 “複合危機世界を覆う、巡る金融不安、歴史に学ぶ護身術” が掲載されてます。 触りだけ紹介しますが、全文を読む価値あり!
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Aさん ―― サブプライムローン問題に揺れる米国や新興国にお金を投じるのには抵抗があったが、NZは経済も安定しているし、何よりも年8%台という高金利に魅力を感じ ―― 20万円の証拠金を差し入れ、2倍のレバレッジで5000NZドルを1NZドル=81円台半ばで買った。だが購入直後の24日にNZが利下げを実施。NZドルは急落し、Aさんは為替差損を抱え込んだ」 ―― “損失を避けたはずなのに” ―― “ミセス・ワタナベ” と呼ばれる日本のFX投資家はグローバル市場とつながり、米国発の危機とも隣り合わせだ。
―― 昨年8月、BNPパリバによる傘下ファンド凍結をきっかけにサブプライムローン問題が顕在化してから1年。世界を覆う複合危機は収まる気配がない。1920年代の世界恐慌からサブプライムまで、危機は何度も訪れた。金融市場の歴史は危機の歴史でもある。

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―― 日本のバブル崩壊は、株式にしても不動産にしても現物の値下がりが問題の中心だった。今回は証券化商品などのデリバティブ(派生商品)が主導し、レバレッジが効いている。投資家も世界に散らばり、根が深い。思い込みで買いに行くと、大きな損を被ることもある。
―― 危機の物語には続編がある。80年代の中南米危機、90年代の通貨危機を味わったブラジル。今年4月、スタンダード・アンド・プアーズはブラジル国債を初めて投資適格に格上げした。98年にデフォルト(債務不履行)を起こしたロシアは10年後の今、空前の経済成長に沸き返る。危機を克服して強じんになった経済にこそ、真の投資機会が宿る。 危機の発生が避けられないとしたら、現実から目をそらすわけにはいかない。危機の歴史を知り、護身術を磨き、投資のヒントを学ぶ。長期投資にはそんな観点も必要だ。終わらない危機はないのだから。
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このあと、「米主導の時代は終わった」 ・ 「“市場主義≠民主主義”の到来」 とつづき、「10年前の日銀議事録今を映す」・「米FOMC“日銀破産”を議論」 ・・・ その他にも「ユーロは大幅に下落する」など興味深い記事満載で、護身術を磨くためにこれからじっくり読んでみます。



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