経済のいわば体温計の長期金利


今日の日経ヴェリタスで、「経済のいわば体温計である長期金利は、景気が弱いときには下がる。 日本の産業界にとって頼りの米国経済の体温(長期金利)が下がれば、日本の株価も下がる。 米長期金利が下がるということは、日本株の最大の買い手である海外投資家が、株式から債券に資金をシフトしていることも物語る」 と、日本株と米国の長期金利との相関関係をシンプルに解説。
また、「原油価格が調整したことで、改めて質への逃避から資金が米国債に向かっている。 さらに、住宅価格の下落が米国の実体経済に影響を与えるのはこれからで、それに対抗する有効な経済対策が出ないと、米景気の後退懸念から米長期金利は一段と下がる」 と米国の長期金利が一段と下がる可能性を指摘 ・・・
欧米も北京オリンピック後の中国も景気減速局面へ? ・・・ そんな世界情勢を受け、”日本独自の景気浮揚策を!” と期待された政府が先週まとめた総合経済対策を、「足元の成長率に対する押し上げ効果は極めて限定的」 と、早くも株価を上げるのには “力不足” と冷めた見方も紹介されてました。
先週末には、今年10行目となるインテグリティ・バンク(ジョージア州の地銀)の破綻をFDICが発表し、イタリアではアリタリア航空 ・ 日本ではりんかい日産建設が経営破綻 ・・・ 米国は3連休であることから、あすの東京株式市場は低空飛行で売買? それとも急降下?  どこにも早期に景気を回復させる “特効薬” はないんですかね? 



FXCAFE®NET    FXCAFE®JP    FXSPOT®NET    FXカフェ®談話室

バナーワイド

TOPへ