キャピタルゲイン狙いはプロの餌食?


今日の外国為替市場 ・・・
早朝から、ドル円は一時1ドル=105円67銭に ガ━━(゚ロ゚;)━━ン!! ポンド円も186円27銭と03年12月以来の円高水準に 「ちょっとやり過ぎじゃない?」 と投機的な “売り” の勢いで目がパッと覚めて、せわしく過ごした一日でした。 今夜の米国雇用統計の悪化は織り込まれているようですが、サプライズとなるか? それとも “シャンシャン” と週末要因でポジション調整の動きとなるのか? あと1時間ちょっと先が楽しみですネ!
アジア株式市場 ・・・ ボロボロ・ガクガク
◇ ST指数(シンガポール)終値は前日比51.84↓1.97%の2574.21と安値更新。
◇ ハンセン指数(香港)は456.20↓2.23%の19,933.28と終値で07年4月以来の安値水準。
◇ 上海総合指数は74.965↓3.29%の2202.446と06年12月の安値水準
・・・ そして日本では日経平均株価が345円43銭↓2.75%の12,212円23銭、一時390円超下落。

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さて、「貯蓄から投資へ」 ・・・ 掛け声ばかりでいっこうに個人マネーの動きが本格化しない原因を、3日の日経夕刊 “十字路” では 「税制がそれをサポートできていないせいで、配当利回りをもっと高めるべき」 と大賛成のコメントを掲載してました。 一部抜粋すると・・・
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「安全な十年物国債の利回り」 と 「典型的なリスク資産である株式の配当利回り(東証一部)」 を過去十年間で比べると、ほとんどの期間で国債の利回りが株式の配当利回りを上回っている。
つまり “インカムゲイン” を求める投資家にとって、株式は魅力ある投資対象とはいえないわけだ。 ということは、それでも株式に投資している人たちは “キャピタルゲイン” を狙っていることになる。
では、その期待は満たされているのだろうか? ―― 「株式全体に占める家計の株式保有の割合」 と 「株価」 の関係は見事に逆相関し、すなわち家計は 「株価の上昇局面で株式の保有を減らし、下落局面で保有を増やしている」 のである。
株価の上昇や下落を主導しているのが外国人投資家であることは市場の常識だが、実は家計が外国人投資家の売買の相手役を務めているということだ。いいカモにされているというと言いすぎだろうか。 キャピタルゲイン狙いで投資すればプロの餌食になってしまう。これでは株式投資に魅力は感じられず、貯蓄から投資への動きが加速しないのも道理だ。
貯蓄から投資へのシフトを本気で進めるためには、株式を長期投資の対象として魅力あるものにする必要がある。上場企業が配当利回りを高めることはその第一歩だろう。 個人投資家の安定資金をもっと呼び込むことができれば、株価の持続的な上昇にもつながっていく期待が持てる。
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“おっしゃるその通~り!” ・・・ “上げ潮派” と “増税派” の増税論議も大切かと思いもしますが、まずまっ先に、個人や海外マネーを国内の金融商品へ呼び寄せる金融税制の改革で、マネーを活性化させた方が “魅力ある国造り” への近道となるのでは!? ・・・ 世界同時株安の様相だからこそ、日本はいまがチャンス!



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