「本当に強欲なウォール街が悪いのか?」（Diamondo Online） というタイトルのコラムが掲載されてました。　内容はともかく、このタイトルで思い浮かぶのが、金融機関の救済で 「これまで金融機関経営者は高額報酬を得ていたのに、”潰せない” という理由で経営責任が追及されぬままの救済には疑問」と、米国ではそんな感情論も聞かれるようですが ・・・ 日本では、「ことしに入ってからの上場企業の経営破たんは29社に達し、過去最悪だった平成14年に並んだ」（NHK） そうです。
不動産・建設会社が多く含まれるようですが、業種によって・規模によって　“潰れる・潰されない” とヒイキがある現実って、何か釈然としないものを感じます。 潰れない官庁、赤字になりそうなら債券を発行・税金を上げようとする行政府に比べ、にっちもさっちもいかなくなって破綻する中小・製造業という構図に、どこかやり切れない気持ちです。 2兆円規模の給付金支給よりも、将来に向けたもっと有意義につかえることがあるのでは!?　って気がしてきました。 確か2兆円あれば、すべての公立の小中学校の耐震工事を行ってもお釣りが戻ってくるそうです!
さて、これからの米国経済指標 ・・・ 22:30小売売上高、24:00ミシガンU消費者信頼感指数 / 企業在庫、FRB議長パネル討論 ・・・ さらに、G20金融サミット開幕!　気が抜けない2日間がスタートしますネ!　”金融サミット声明発表” は、日本時間・日曜日の早朝!

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[14日午後のBlog]　―― 乖離・スプレッド拡大警報多発中! ――
FX業者はどこも、ホームページやメールで “金融サミット” がもたらすであろう今日のNYクローズと週明けのオープニング・プライスとの “乖離警報”、さらにスプレッド拡大の可能性をジャンジャン流してけん制しちゃってますね(^_-)☆
このイベントが週明け月曜日に為替の津波となってFXトレーダーに襲うかもしれないと注意の喚起が氾濫 … 大きく窓があいちゃって、万が一マージンカットをくらってしまったら、それはもう “しょうがないですね┐(´.｀)┌” ・・・ 第三者的に傍観するにしても、オープニング・プライスがどっちに・どれほどブレルか? 大いに注目です! ・・・ もちろん、マーケットが支持する声明の内容になるか? が最も注視したいところで、歴史に残る会合になってほしいものだ、と淡い期待を抱いてまっす(^o^)v
国際金融を巡る主な出来事
1944年　
　　　ブレトンウッズ協定合意 … IMF・世銀体制、ドル基軸体制が確立
1971年　
　　　ニクソン・ショック … 米国がドルと金の交換停止、ブレトンウッズ体制が事実上崩壊
　　　スミソニアン協定 … 固定相場の改定
1973年　
　　　変動相場制移行 … スミソニアン体制の終了
1985年　
　　　プラザ合意 … ドル高是正の協調介入で一致
1987年　
　　　ブラックマンデー … ニューヨーク株暴落をきっかけに世界同時株安
1997年　
　　　アジア通貨危機 … アジア各国の通貨が急激に下落、ロシアなどに連鎖
2007年　
　　　米サブプライムローン問題表面化 … 仏金融大手が参加のファンドを突然「凍結」、不安拡大
2008年　
　　　リーマン・ブラザーズ破綻 … 世界的な危機・同時不況へ
　　　金融サミット … 20カ国・地域の首脳が会談
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