世界の金利差がなくなれば…7割減で済まない?


外国為替証拠金取引(FX)が、インターバンクでいうSPOT取引に近づいてるようです! ・・・ それもこれも、「”高金利通貨” がマーケットから消えつつあることに――」 。 今日の日経ヴェリタスに、「“くりっく365”では、AUDの取引量が昨年9月と比べ6割減、NZドルが7割減少――。金利差がなくなって為替の変動幅が鈍れば、業者にとっては死活問題――」 と解説。 さらに、「FX業者を殺すのに刃物はいらない。世界の金利差をなくせばいい」 とは業界関係者の話。 実に “うまい表現だ(^_-)” と気に入っちゃいました。
「高金利通貨を中長期で保有する取引が影を潜める一方で、値動きが激しいユーロや英ポンドをちょこちょこ売ったり買ったりして、その日のうちに持ち高を解消する取引が最近の主流になった」 とは別の関係者の分析。 それでも、「南アフリカランドやトルコリラは堅調」 のようで驚きです。 銀行ディーラーも手を出しずらいマイナー通貨は流動性が乏しいだけに、スワップ金利が高いことだけに目をつけた買い持ちにはお気をつけて!
そして、「日本では毎年、3月の決算期末を控えた2月ごろから、機関投資家のリパトリエーションが活発になる。これにFXや外債投信などを通じて積み上げてきた個人の外貨資産売却が加わると、大きな円高圧力となる可能性も――」・・・ あすからの為替動向は、G7の影響も気になりますが、こんな市場要因もお忘れなく!
ところで、昨日の日経朝刊に、「TVやパソコンの電源コードが不要に ―― 15年実用化へ」 という記事の掲載がありました。 「電気コンセントに給電装置を差し込み、この装置から電波で家電に電気を送り込む仕組み」 の “無線給電” という技術らしいのですが、ビリッと感じるあの電気(エネルギー)が、どうして無線で飛ばせるのか不思議でなりません。 わたしにとっては、その謎の開発技術が15年にも実用化になりそうという夢のようなニュースに期待したいとこ(^o^)/  なんせ、パソコンデスクの裏は配線だらけで、さらに、そこに溜まるゴミは目を覆うばかりなんで(>_<)


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