著名ストラテジスト7人衆の相場観


ドルについて、「弱気派と強気派で、見方が真っ二つ」 ・・・ 日経ヴェリタスに登場した著名7人の為替ストラテジスト。 ドルは 「基軸通貨の地位を保つ」 と全員が回答したのに対し、年末に向けたドル円相場では4対3と割れ、85円 vs 115円。 ちなみにユーロ円も、110円 vs 132円。
◇ ドル弱気派= 金融問題は年内に解決せず、低金利政策や財政赤字拡大で魅力に欠く。
◇ ドル強気派= むしろ円とユーロに悲観的な見方。 中・東欧経済情勢の不透明感や日本の経常黒字縮小・対外投資拡大でマネーはドルへ流れる。
「危機はいつまで続くのだろうか?」 ・・・ という気になる疑問には、「既に最悪期を脱した」=2人、「2009年秋」=2人、「10年3月」=2人、「10年度以降になる」=1人 ・・・ 意外と早く脱しそうで、何か明るい気分にさせてくれます。
そのほかに、「金融危機後のドル安」シナリオや「ユーロに対する悲観的な見方」も紹介されていて、結局のところ、名の知れたストラテジストやエコノミストの考えはそれぞれバラバラで、ドルの方向感を推測するのは難しい! ってことがよく分かった記事でした。


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