FX業者に警告 – 手数料下げ競争


連休でつい見逃してました2つのニュース ・・・ 「シティグループ、100億ドルの資本不足の可能性」(The Wall Street Journal/asahi.com) ・・・ 先週1日に報じられましたが、近々発表される米金融当局による特別検査(ストレステスト)結果を、マーケットは、衝撃的? それとも織り込み済みと受け止めるか? ・・・ 経済活動の根底を揺るがしかねない銀行の “資本不足” 問題で、再びドル売りへ反転・加速するシナリオも描いておきたいですネ。
そして、再び金融庁ニュース: 「FX業者に警告 – 手数料下げ競争」なんて記事が3日付日経朝刊に掲載されてましたネ! ・・・ 「金融庁は “スプレッド” を過度に低く抑えていることを問題視し、業者に向けて警告し始めた(?) 行き過ぎた競争で採算が悪化することを警戒するとともに、虚偽広告の恐れもあるとみて、監督指針を改正する。 重大であれば業務停止命令を発動できるようにする――」
「スプレッド・ゼロ」に対しては、「採算が合うのか不透明」とみてるようで、「スプレッドを低くして採算が悪化するリスクをきちんと認識しているか」監督指針に盛り込むようで、さらに、”スリッページ” の防止や広告の虚偽も検証するそうです。 近い将来、広告欄はほとんどのスペースがリスク説明で占められるかも(?)・・・ 最近のどこまでもFX商品自体に踏み込んでくる金融当局の姿勢に、過剰? それとも神経質? ちょっと懐疑的な思いです。


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