8:30過ぎに、与謝野財務・金融・経済財政相の「政府として、介入は現時点では考えの外 ― 円高の要因は、うまく分析できていない」（NikkeiNet）と記者会見で、円高進行についてコメントを避け、一時USDJPY=93.88円へと94円の壁を突破 ・・・ 単純に “こんなレベルであり得ない” と思っていても、”ならば!” とつい反応しちゃうのがマーケットのサガかな（?）
ただ、与謝野発言で動意づいた円も、企業が想定するUSDJPY＝90～95円のこのレベルになると、”輸出勢 vs 輸入勢” で売り買いも交錯して、利食いと持ち高調整で、ドルは強含みへと反転中 ・・・ そして続落でスタートした日経平均株価（一時137円安）も、円売り優勢を見て株価持ち直しの展開、っていう午前の東京市場ですネ(^_-)☆
◇.。・+゜゜+・。 NYK Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.
　　　　　(21日17:00)　⇒　 (06:00)　⇒　 (11:00)
USDJPY =　94.76-78　⇒　 94.40-45　⇒　 94.25-30
EURJPY = 130.56-60　⇒　131.15-20　⇒　131.30-35
GBPJPY = 149.50-55　⇒　149.50-55　⇒　149.50-55
EURUSD = 1.3778-80　⇒　1.3885-90　⇒　1.3930-35
◇ 日経平均株価(11:00): 7.35↓0.08％の9,256.80円。 TOPIX: 3.42↓0.39％の878.02。

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[22日朝のBlog]　―― 米国は連休でドル売り、それとも調整先行? ――
昨日は大相場になっちゃいましたネ。 それをプロデュースしたS＆Pによる英国債の格付け見通しの格下げは、米国債の格下げまでをも連想させちゃって、NY市場ではドル全面安!　 先のMoody’sによる日本国債の格付け（自国通貨建て: Aa3⇒Aa2）で、もしも格下げられてたら、きっといまの円相場とは違ったものになってたんでしょうね。
「債券相場も急落、いつのまにか原油は60ドル/1バレル、GOLDも951.2ドル/トロイオンスに続伸していて、商品相場の上昇基調がインフレの高まりを意識させ、円買い・ドル売りにつながった」 との見方も ・・・ 米国債の格下げの思惑先行でドルが売られただけに、きょうは案外、米国が連休（25日 Memorial Day）ということもあって、ポジション調整が進んで戻しも早いかも（?） ・・・ と思う反面、ドルの信用が低下しているだけに、ドルを買いたいと思う投資家がどれほどいるのかはまったく別モノですが┐(´.｀)┌ … ちなみに、英国もBank Holidayで25日は休場でっす。