FX投資家は、子供じゃな~い!


NY市場 ・・・ ドルは一時、USDJPY=95.01、EURUSD=1.4168、GBPUSD=1.6200と全面安。 また、「5月のNYダウは、4月終値比で332ドルUP、3カ月連続で上昇」(NikkeiNet) ・・・ でも、GMの終値は 0.75ドル(0.37↓33.04%)と1ドル割れ。
さて、1年前には17ドル台だったGMの株価も、現実味を帯びた “国有化” を前に紙くず同然になっちゃいましたが、株主にとってはこれも 「自己責任」 ・・・ 株式市場でも、悪材料で数日間ストップ安が続いて売買が成立しないことや、スプレッドが開いたり、ファンドなどによる投機的な売買が特定銘柄で見られ、あっという間に損切りを余儀なくされて資産を失うことも。 また、不動産バブルやITバブルが弾けて、1/100にまで下落した塩漬けの株式を保有する投資家も多いのでは ・・・ でも、これすべて 「自己責任」。
株式投資もFXによる資産運用も、投資家自身は資産損失のリスクを分かって取引参加してるはず。 ところが、なぜか金融庁はFXの 「証拠金倍率」(レバレッジ) を規制することを発表(昨日のBlogで速報済み) ・・・ まずは “50倍”、2年後には25倍までに規制強化 ・・・ 6月29日(月)17:00 までパブリックコメントの意見募集をするようですが、たぶん形式なものとなって 「2段階規制」 は覆ることなく、押し切られちゃうんでしょうね(?!)
でも、なぜこれほどまで金融当局はFXにインターフェア(interfere・干渉)するのか!? 投資家の 「レバレッジ選択権」 と 「自己責任」 はどこへ行っちゃったうんでしょう?! ・・・ すでにFX取引しようとする 「入り口」 で、不招請勧誘の禁止や適合性の原則・広告の規制・損失補てんの禁止、そして契約締結前の書面交付義務で、十分に “リスクや商品の仕組み” をFX投資家は分かってるし、少なくともFX投資家はわたしも含めて 「子供じゃないんだ ヽ(`Д´)ノ」
FX業者の中には、ロスカットレベルやアラートレベル率の設定機能をもたせたプラットフォームを提供してるところもあり、レバレッジ規制をあえて導入しなくてもいいはず! ・・・ そんな自助努力が進むFXへの金融当局のインターフェアは、理解に苦しむところ┐(-_- )┌? きっとこの1~2年で、”本当の狙い” は明らかになりそうですが、もっと違うところに労力を使っていただきたいと願うばかりです。
FXレバレッジ規制とパブリックコメントの意見募集の詳細は、金融庁ホームページ “「金融商品取引業等に関する内閣府令の一部を改正する内閣府令(案)」等の公表について” で、当局の生の考えを一読してみては!!

http://www.fsa.go.jp/news/20/syouken/20090529-3.html

\FXCAFE®NET/ ・ \FXCAFE®JP/ ・ \FXSPOT®NET/ ・ \FXカフェ®談話室/

◇.。・+゜゜+・。 NYK Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.
     (29日17:00) ⇒  (06:00)
USDJPY = 96.44-46 ⇒  95.30-35 (95.01~96.06)
EURJPY = 135.02-06 ⇒ 134.95-00
GBPJPY = 154.75-80 ⇒ 154.25-30
EURUSD = 1.4000-01 ⇒ 1.4160-65 (1.4073~1.4168)
◇ ダウ工業株30種平均終値: 96.53↑1.15%(8,500.33)。 ナスダック: 22.54↑1.29%(1,774.33)。 S&P500: 12.31↑1.36%(919.14)。 FTSE百種総合株価: 30.40↑0.69%(4,417.94)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近7月物終値: 66.31ドル/1バレル、金COMEX8月物終値: 980.3ドル/トロイオンスと続伸。


バナーワイド

TOPへ