注目度が高い!23・24日のFOMC


「FRBにとって “正常化への苦闘” の第1ラウンド」(日経ヴェリタス) ・・・ 今週23-24日に開催されるFOMCは、「長期金利が上昇するなか、”FRBのインフレ見解” にスポットが当てられ、これまでになく注目」 されてるそうです。
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市場では、国債買い取りの増額や金融緩和の長期化を約束する「時間軸効果」の導入など様々な憶測が入り乱れている――。
FRBは、「何らかの時間軸政策を導入して年内利上げ観測を打ち消す」 ―― 4月に2%台だった米10年物国債利回りは、4%弱まで急上昇。 連動する住宅ローン金利は昨秋のリーマン破綻前の水準まで上がり、借り換えが鈍るなど悪影響が出はじめている。
力ずくで金利を下げるには、FRBによる国債購入増額が手っ取り早いようにもみえるが、リスクと効果のバランスは微妙。 「国債購入拡大 ⇒ カネ余り ⇒ インフレ懸念 ⇒ 金利上昇」 の連鎖が起きかねない。
利上げ観測の打ち消しに動けば、「2010年前半までの金融緩和維持」 を確約したカナダ中銀ほどではないが、一種の時間軸効果が見込める。 FOMCの声明文が景気底打ちにお墨付きを与え、金融緩和の時間軸で金利上昇にブレーキをかけられれば、株式市場や債券市場にはプラス材料。ブレが大きくなっているドルにも安定感が戻りそう――。
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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「来年1月に任期切れが迫るバーナンキFRB議長の再任問題という波乱要因」 も浮上(?)… 去年、日銀総裁人事で余計な混乱をもたらしたようなことを避けるためにも、これから半年、米国政府にはいわゆる根回しもきっちりお願いしたいとこ!!


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