ドル防衛、いつ米国は本気になるか?


きのうのこと ・・・ 電波障害解消のために、自宅マンションにケーブルTVが導入され、壁のアンテナ端子の交換工事が行われたのですが、これが大騒動に ・・・ ちょうど本棚の裏に端子が隠れてしまっていて、結局、半日がかりの大掃除になっちゃいました。 それにしてもなぜ室内の物を動かすと、大量の埃がたまってるものかと唖然(ノ゚ο゚)
きょうは午後、雨になって少しだけ涼しく感じられる夕方の東京 ・・・ 溜め置きになってた新聞を手に取ると、ちょっと変わった角度で 「ドル」 を見てる記事が目に入りました。
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米国は外国から製品や資源などを購入してドルを支払えば、輸出国が喜んで受け取り、ドルのまま持ちつづけてくれた。 その理由に :
(1)相手が石油産出国の場合 ―― 輸出代金をドルで持ち続けるかわりに、米国が防衛の役割を担っていた。米国による防衛は不可欠だった。
(2)米国向けに持続的な輸出拡大を狙う、日本をはじめとするアジア諸国・地域の場合 ―― 輸出代金を自国通貨に交換せずに、ドルのまま米国に資本輸出として還流してきた。対米黒字を増やしながらも、市場圧力に抗して、自国通貨をドルに対し割安に維持しなければならないからだ。
昨年来の金融・経済危機から抜け出すために、米国は前代未聞の規模で財政を拡大し、FRBは超金融緩和策をとる米国は、まともに国の借金を返済する気があるのか? インフレにして、どうにか払わないで済ませたいのではないか?  そんな疑念を外貨準備として多額の米国債を保有する中国とロシアが抱いた。 そのうえ、よくよく考えると、中国とロシアのお金は、米国債を通じ、自分たちに対する軍備強化に投じられていることになるわけだ――。
(25日付日経「大機小機」/一部抜粋)
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「ドルを支える目的の資本輸出を減らしかねない中国とロシアの動きは、米国の軍事費の資金調達を抑制し、けん制できるということだ。 米国にとっては大いなる脅威である」 ・・・ “軍事力にも結びづくドル防衛” という考え方がすごく新鮮で、未読の新聞から思いもかけなかった新しい発見に、ラッキーo(^-^)o

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[28日午前のBlog] ―― 総裁が手にするのも公表後のザ・短観 ――
「06年12月以来、2年半ぶりに改善だ!」 ・・・ 1日(水曜日)に発表の6月短観(企業短期経済観測調査 by 日銀)で、民間予測によると 「大企業・製造業業況判断指数(DI)は2年半ぶりに改善しそう ―― 前回の3月調査はマイナス58と、1974年の調査開始以来、最悪の水準に沈んだ。さすがにそろそろ反発が見込めるということだろう」(日経ヴェリタス)
・・・ っていう見方があるものの、それでも、今も昔も変わらない重みを持つ “短観” の 「へ~」 と思える、ちょっといい裏舞台を目にしました。
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インターネットが普及していなかったころは日銀の本店前にできる資料を求める人たちの長蛇の列が “本石町風物詩” だった。 発表前に市場が動き事前の情報漏れが疑われることも。 98年の日銀不祥事もあって、今は厳重管理。
最終的な集計結果を出すのは当日早朝、公表時刻の8時50分の少し前だ。 「この数字は何年ぶりの水準?」。 調査統計局の担当者らは始発電車で駆けつけ、出来たてホヤホヤの集計結果を手に、とりあえずの確認作業に追われ公表に備える。 日銀総裁の手に届くのも公表後という――。 
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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さて、「今回、白川総裁が手にするのはどんな結果か」、そしてどんな分析を会見で披露なさるか!! ・・・ ザ・短観が示す “改善”(?) が当日の円相場を動かすとは思うけど、サプライズの内容になるのか? それとも材料出尽くしか? マーケットの反応が楽しみですネ。 でも、翌日2日はECB理事会の開催と米雇用統計があるだけに、日替わりメニューとして、”一発” になって終わっちゃうかも┐(´.`)┌?


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