大阪の知恵「レバレッジ」が海を渡った!


「世界初の先物取引所は、江戸時代の大阪、コメ取引が起源」 ・・・ 今朝の日経新聞朝刊に、斜め読みでも “レバレッジの発祥から現在まで” の歴史を、面白く読める全面 “特集” 記事が掲載されてました。 ぜひ、手に取ってみては!!
ちょっとだけ抜粋すると・・・
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世界初の先物取引所は1730年、大阪・堂島に誕生。 公設米会所では、コメの現物取引のほかに 「帳合米取引」 という先物売買が行われた。 今の外国為替証拠金取引(FX)と似た差金決済。 仲買人は信用力の低い参加者から 「敷銀」 という証拠金を預かった。 ざっと130~200倍のレバレッジだったという――。
大阪の知恵が海を渡り、シカゴに農産物の先物市場が発足したのは1847年。 1972年、通貨先物を導入、世界初の金融先物市場が開設。 71年、ニクソン大統領はドルと金の交換停止を発表。73年に通貨体制は固定相場から変動相場に移行。 政府の役割を重視するケインズ派の影響が薄れ、市場重視派が勢いを増し、「英ポンドを空売りしたくても、どこの銀行も注文を受けてくれない」とのコメントが、金融先物導入につなげた。
――そして日本。 ネット上でFX取引に参加し、為替相場に影響を与えた個人投資家が知らぬ間にレバレッジ拡大の一部を担った面もある。
[日経朝刊 「危機はいつから ― 検証・グローバル危機 ― 大収縮」/一部抜粋]
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また、「17世紀オランダのチューリップ・バブル以来、幾多のバブルが繰り返され ―― 証券会社も投資家も、稼げるゲームから降りるわけにはいかなかった」 背景なども解説され、いざとなったら “25倍のレバレッジ” で12兆円以上を投じてた巨大ファンドLTCM破綻したLTCM(98年)が物語るように、レバレッジ運用は単に “倍率” だけで失敗するものではない、ってことも分かる内容でした。

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