日経平均1万円、ドル円は90円割れへ


G20財務相・中央銀行総裁会議は結局、「財政出動や金融緩和策の継続」 で世界経済の立て直しを目指すことを確認したようですが、「じゃあ一体、資金をジャブじゃジャブと市場に投入する金融政策は、いつまで続くのか?」 ・・・ それは「景気回復が担保されるまで」ということらしいですが、金融・経済政策を平時に戻す “出口戦略” が打ち出せないなかで、近い将来 “財政赤字” が市場のメーン・テーマにあがってくるのは確かですね(?)
さらに、共同声明に付属する特別文書に「金融機関幹部らの報酬制限案の指針策定を明記」 ・・・ 理由は、「金融機関の短期的な業績に幹部の報酬が連動する仕組みが過度な投機を増幅した」との反省を踏まえた措置(NikkeiNet) ・・・ ただ、「政府による “民間経営への介入” との反論」 もあるようです。
この反省をFX個人投資家と重ね合わせれば、『利益確定前のフローティング・ポジションでは儲けが出てたのに、いざ決済するときにはロスカットを余儀なくされた』 な~ンてことに対して ・・・ 金融機関はいわゆるデリバティブで、『利益が生じてるからと “報酬” を先取りしたシステム』 への批判に、ここにも “チェンジ” が迫られるときは近いかもネ(?)
さて、この1カ月、円の水準はジリジリと1ドル=91円台にまで切り上げ、それにもかかわらず日経平均株価は上げ下げを交互に繰り返しながら年初来高値を更新してきた夏相場も、9月に入った先週半ばから一転、”1万円割れ” のシチュエイションを心配しなくちゃいけない日が今週は訪れるかも。 そしてドル円は、「今週こそは!」とわたし的にはいつもながらの90円割れを予想してます。 あすからのマーケットも楽しみ(^_-)☆

\FXCAFE®NET/ ・ \FXCAFE®JP/ ・ \FXSPOT®NET/ ・ \FXカフェ®談話室/

そして今週も、10日のRBNZ@06:00、BOE@20:00、BOC@22:00の政策金利発表や、11日の中国8月中国工業生産高・中国貿易統計など、注目指標から目が離せませんネ!
◆.。・+゜゜+・。 注目したい今週のイベント 。・+゜゜+・。.◆
【07日】
SWISS 主要国中銀総裁会議@バーゼル
US CAD 祝日
【08日】
JPY 月例経済報告(内閣府)
JPY @14:00景気ウォッチャー調査   
US @28:00消費者信用残高
【09日】
SWISS OPEC総会@ウィーン
DUT @15:00消費者物価指数   
UK @17:30貿易収支   
US @27:00ベージュ・ブック
【10日】
NZ @06:00RBNZ政策金利
JPY @08:50機械受注 / 国内企業物価指数   
AUS @10:30失業率   
UK @20:00BOE政策金利   
US @21:30貿易収支 / 新規失業保険申請件数   
CAD @22:00BOC政策金利
【11日】
JPY 株価指数先物・オプション9月物特別清算指数(SQ)算出
JPY @08:50Q2実質GDP / Q2GDPデフレータ  
EU @17:00ECB月報   
US @23:00卸売在庫 / ミシガン大学消費者信頼感指数  
US @27:00月次財政収支


バナーワイド

TOPへ