2カ月続いた「トリプル高」にも秋の気配が…?


足元のマーケットを、「2000年2~5月の “トリプル高”」 というデータを対照にして、日経ヴェリタスが 「日経平均・債券先物・円相場」 を解説してました。 一部抜粋すると・・・
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この夏、7~8月の月末終値でマーケットをみると、日経平均・債券先物・円相場は2カ月連続で “トリプル高” ―― 2000年以降で、2カ月以上のトリプル高は今回と02年の2~5月しかない。
02年2月、日経平均はバブル後の最安値9,420円を付けた後、5月に10,1979円まで戻す過程で起きた――。 景気低迷にあえぐ日本経済への悲観が修正され、外国人が日本株を買った結果、株高・円高となり、国内勢はデフレ懸念から債券を買い続けた。 その後、金融システム不安や景気低迷による債券高と、米国の経常赤字拡大によるドル安・円高が継続する半面、株価は失速(*)――。
今回は、3月以降、過度なリスク回避姿勢が和らぐ過程で、日経平均はほぼ一本調子に上昇し、足元ではデフレへの警戒感から、銀行などが債券を積み増し、外国人は比較的安全度の高い「円」にシフトしている。
5カ月連続で日本株を買い越した外国人投資家が需給面での鍵を握り、先月第4週も買い越しだったが 「やや売り越し」に ―― 上海株式相場の下落は一服しつつあるが、先行きは予断を許さない ―― (ここにきて)02年のような “株価だけ失速” シナリオが、現実味を帯びつつある。 [日経ヴェリタス/一部抜粋]
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そんな直近のマーケットと類似するデータを比較すると、この記事のタイトルであった 「楽観相場にも秋の気配」 が意味深に思えてきます。 わたし的には、過去のデータを跳ね返すような “トリプル高” を、もうしばらく味わっていた~い(^_^)v
(*) 02年5月以降の日経平均は、当時のバブル後安値7,607円(03年4月)に向けて下落した。

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