「1年後に1ドル=105円」?


きょうの日経ヴェリタスで、この先のドル相場を占う2人のエコノミストの記事が掲載されてました。
Alliance Bernsteinのマティニ氏は:
○ 「2010年1~3月に量的緩和を解除、利上げは年後半 ―― それまではドル安基調」
○ 長期的にドル安シナリオ ・・・ 「中国は対外債務の5倍もの外貨準備を持つ。低利回りのドルに固執せず、高利回りの通貨に分散していくはず」
Goldman Sachsのストルパー氏は:
○ 円高はすでにピーク越え ・・・ 「6カ月後に1ドル=98円、1年後に105円に向かう」
○ 顧客投機家の動向 ・・・ 「先週ごろから、政権交代に合わせて円買いを進めた投機筋に、ポジションを手じまう兆候」
○ 円相場は米日の金利差に影響を受けやすい ・・・ 「米国経済の回復に合わせて米国の金利が上昇し、金利差が拡大すればドル高・円安 ―― これ以上円を買い進む理由は見当たらない」
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
・・・ ある意味で両極端な予測を披露されたお二方ですが、足元のドル復調には、(1)一時的で、もうしばらくはドル軟調が続く。 また、(2)今回の急激な円高局面にはピリオドが打たれた。 さらに、ドルが為替相場を動かす時代は過ぎ去って、(3)新興国の経済成長や通貨政策が相場を動かす、というのが、共通した見立てのようです。 このお二方のことは知りませんが、来年後半にドルは買われてるか? 覚えておくことにします。

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