2010年「FXは取引減少?!」


外国為替証拠金取引(FX)で、今年最大のメインイベントといえば 「8月1日 FXに証拠金倍率の上限(50倍)導入」 かもしれませんね!?
そんななか、日経ヴェリタスに 『FXは取引減少か?』 と何とも不気味なタイトルが躍ってました。 一部抜粋すると・・・
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2010年はデリバティブ(金融派生商品)取引の制度変更で、日経平均先物の深夜の売買、CFD(差金決済取引)の取引所での売買など、個人の投資手法も変化 ―― FXは売買の減少しそう。
◇ 約4万円の証拠金で始められるミニ日経平均先物が個人投資家の人気を集め、09年の売買高は08年比10%増の1億473万枚。 大証デリバティブの売買高の6割に達した。
大証は10年4月をメドに日経平均先物・オプションの取引の終了時間を現在の午後8時から午後11時30分まで延長し、さらなる売買拡大を狙う。 大証上場のデリバティブなら申告分離課税で税率は一律20%となり高額所得者には有利だ。
◇ 取引量が急拡大しそうなのがCFD ―― 東京金融取引所(金融取)が6月をメドに日経平均株価に連動したCFDを上場させることで、投資家の認知度はさらに高まりそう。 その後も金融取は海外の株価指数に連動するものなど上場銘柄を広げる方針。 上場CFDは税率が一律20%の申告分離課税となる可能性が高い。 ただ、11年1月にはCFDにもレバレッジ規制が導入される。
◆ 一方、FX市場では取引高減少を予想する声が多い。10年8月にレバレッジが50倍に規制されるため、高頻度で取引する投資家は消えていくことになる。 業者には逆風で、「中堅だけでなく大手でも身売りの話が絶えない」 とあるFX大手の幹部がささやくほど――。
FX業者の対応は2つに大別:
(1)徹底した価格競争に乗り出すケース。 ただ、「スリッページ」で利益を稼ぐ業者もあるので要注意  
(2)価格競争に加わらず、別のサービスを充実させるケース。 たとえば、「システムトレード」などを提供する業者が増加中
―― FXは規制導入によって、レバレッジを抑え、売買頻度を減らして金利差収入を狙うじっくり型の投資(個人投資家)が増える可能性も(?)
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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さらに、明日の大発会で東証が 「新システム “アローヘッド”」 を稼働させ、売買処理速度はこれまでの2~3秒から5ミリ秒へと高速売買をスタート。
「日経平均株価の算出も1分間隔から15秒間隔に縮まり、呼び値は変更され小刻みになることで、”アルゴリズム取引(自動売買取引)” の増加で売買高は膨らみそう――」(そこが東証の狙いだったかも?) ・・・ 個人投資家に分散投資先の選択肢が増える中で、FX各社はどう生き残ってくのか? 2010年はFXサバイバル・ゲームの幕開けになるかもネ!?

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