ドル円は85円、ユーロ円は124円へ…「3極リスク」?


「ゴールドマン・サックスの決算発表にぶつけた(”狙った”)オバマ大統領による金融規制案」 ・・・ 今日の日経ヴェリタスの特集で、”3つの市場リスク” を解説してました。 もちろん3つとは:
 (1)米金融規制
 (2)中国の金融引き締め観測
 (3)欧州の財政不安
ギリシャの財政難を突き放したトリシェECB総裁、金融界に立ち向かうファイター・オバマ大統領と、ともにユーロ圏と自国の通貨を自虐的に急落させた発言と規制案の発表について、似た内容の記事がいくつか同紙に掲載されてました。 気になった見方を整理してみると・・・
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最高益のゴールドマンCEOが舌打ちした(?) “新・金融規制案”=「ボルカー・ルール」は、金融機関の業務と規模に縛りをかける踏み込んだ内容。 「ヘッジファンドや未公開株投資ファンドへの出資・業務支援、自己資金投資」を禁止に、報酬規制や金融危機の責任手数料など「危機の代償」を求めるもの。
(ウォール街の危惧は、)証券部門を持つ商業銀行は一部事業の分離を迫られ、収益力が低下する。また、負債の規模に上限を設けられると、当然総資産の規模が制限され、収益力の上限に制限がかけられることに――。
外為市場関係者の向こう3カ月の見通しは、「規制で米経済の活動が鈍り利上げが遅れる」との見方から、円は対ドルで85円、対ユーロで124~125円まで上昇と、円高傾向が続くとの予想が優勢。米株安や米金利の低下、年度末に向けた日本国内への資金回帰、さらに米議会で規制案の調整が長引けば、リスク回避の姿勢はさらに強まるとも指摘――。
(日経ヴェリタス・一部抜粋)
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ただし、「日銀が追加緩和に動いたり、新年度に入って新規資金の海外投資で円売りも――」 と、ドル円は85-95円、ユーロ円は124-135円 の幅で予想されてた円相場ですが、消去法で円が買われる局面から反転するタイミングを逃さないようにするマーケットWatchも大切ですネ!

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