あと半年、ドル円はBOX相場で大丈夫!?


方向感なしの為替相場 ・・・ 最近のクロス円は軽快(警戒)な動意は示しても、ドル円はマーケットから隔離状態で、きょうもレンジ幅は20銭あまり(+。+) そうはいっても、一夜明けたこれからの欧州勢の出方に注目ですね!
ところで、ユーロ圏の財政不安説の元凶であるPIGS(ポルトガル、イタリア、ギリシャ、スペイン)」の株価は、昨日そろって下落してたんですネ(>_<) ・・・ まさに、"踊る大捜査線" の 「事件は会議室で起こるんじゃない。現場で起こってるんだ」 と言いたげに、現場の株価は正直に反応?!  EU首脳会談での協調姿勢だけの声明に、慰めにもならない(?) と現場はガッカリっていうとこでしょうか(?)
さて、再び "ドル円" に戻って、まず中国は、外部(米国)からのプレッシャーで人民元を切り上げなんていうことはプライドが許さないでしょうし、それをあくまで拒絶したうえで、「6月のG20サミットへ手土産に切り上げ受け入れ」な~んていうシナリオもあるようだし、上海万博を目の前に、マーケットにサプライズを与えるような金融引き締めに動くことも控え ・・・ また、欧米の出口戦略はままならない状況で、ドル円は動くに動けず、BOX相場での売買は、あと半年は大丈夫!?
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
    (11日17:00) ⇒ (07:00) ⇒ (16:20)
USDJPY = 89.95-00 ⇒ 89.75-80 ⇒ 89.75-80
EURJPY = 123.85-90 ⇒ 122.85-90 ⇒ 122.80-85
GBPJPY = 140.40-45 ⇒ 140.90-95 ⇒ 140.95-00
EURUSD = 1.3770-75 ⇒ 1.3690-95 ⇒ 1.3675-80
◇ 日経平均株価終値: 128.20円↑1.29%の10,092.19円。 TOPIX: 8.66↑0.98%の892.16。

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[12日朝のBlog] ―― ドル売り要因浮上?弱気な観測の発端は異常気象 ――
EU首脳会談で、ファンロンパイEU大統領が「必要ならば断固とした協調行動をとる」 とギリシャ支援の姿勢を表明、ユーロにひとまず買いは入ったものの、具体策はなし(ゝεゝ) ・・・ 「支援を打ち出したことに意義がある」って見方もあるようだけど、「まずは自助努力を!」 とは “消極的” との受け止め方も(?)
まあ、スペインやポルトガルなどがあとに続いてるだけに、ここで安易に支援、とはいかなかったかも┐(´.`)┌?  ちょっと前、「痛みに耐え、よく頑張った」 と小泉さんは貴乃花の優勝を褒め称えたけど、近い将来、ギリシャにこの言葉を掛けられるか(!?) が試されてるよう(+。+) ・・・ はたして、「公務員給与凍結や社会保障費削減・増税」 などの痛みにギリシャ国民は堪えられるか!? まだまだ南欧諸国から目が話せませんネ! ただハッキリしてるのは、一連の騒動が鎮静化するまでは、ECBによる金融緩和策は当分継続ってことかな!
また、ドルをめぐっては、週間新規失業保険申請件数は市場予想より減少し、市場は好感したようだけど、「北東部を襲っている大雪の影響で、”2月雇用統計” に影響も」(?) っていう見方が出始めてるようで、またひとつマーケットに弱気な材料が浮上…┐(-_- )┌?
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[12日朝のBlog] ―― 協調行動=口先介入でユーロ反発も… ――
一応、EU首脳会議の演出に敬意を表し、ユーロは買い優勢で終了したNY市場 ・・・ ギリシャ問題で “協調行動” をアピールしたようだけど、「具体策は先送り ―― 金融面の支援を伴わない対応は “時間稼ぎ”、ユーロ圏安定へ飛び火を抑え込む “口先介入” の側面がある」(NikkeiNet)
この後スケジュール「行程表」的には:
+ 財務相レベル会合(15~16日)でギリシャの財政再建策を点検
+ 欧州委員会(3月中旬)が財政再建策の実施状況を評価
+ 4-5月にはギリシャ国債の償還期限到来
・・・ 資金面での支援は見送られただけに、この先もユーロをめぐる駆け引きで、安定した為替相場とはなりそうにないですネ!? それにしても、ユーロドルやクロス円はレンジ幅もまあまああったのに、ドル円の89.62~89っていうのは、どうしようもない状況┐(´.`)┌? それとともに、反発力が乏しかったユーロは、きょうの欧州市場で “材料出尽くし” に売られるかもね…┐(-_- )┌?


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