くすぶるユーロ警戒! (2/2)


アジア時間でチョびっと軟調だった欧州通貨も、欧州勢参入で反発か!? そんな思わせぶりも、これまでのとこ “不発” で推移する週明けの外為市場(>_<)
この白黒はっきりしない理由には … 「果たして25-26日のEU首脳会議で、ギリシャ支援の決定はあるの?」 ・ 「ギリシャは国債借り換えを乗り切れるの?」 ・ 「他国に財政問題が飛び火するのでは?」 … 目先も・先行きも不透明感が漂うギリシャ問題のせい┐(´.`)┌?
今月4日、ギリシャが追加財政再建策を発表したことで、国債の利回りは低下(*) … いったんはギリシャ問題も沈静化して、ユーロの買い戻し局面!? って思われてところに、再び浮上し始めた "ユーロ警戒モード" の流れを、きのうの日経ヴェリタスが解説してました。
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ギリシャ首相が同国の資金繰り対策について、IMFによる支援の可能性を否定しなかったことで(17日)、「IMF(国際通貨基金)への支援要請観測」 の報道に、国債利回りは再び上昇。
ギリシャにとって高金利を負担し続けることになれば、財政再建の前提である同国の経済回復が高金利で大きく狂う公算もある。 4月~5月にかけて200億ユーロ規模の国債借り換えのヤマを迎える ―― それまでに何としても欧州各国の具体的な支援を取り付けて利回りの低下を実現することが、当面の大きな課題。
一方で、欧州主要国の足並みの乱れが表面化 ―― ドイツ政府報道官は「次回のEU首脳会議で支援決定がなされるとは思わない」とそっけない。 ドイツは5月に最大州で議会選挙を控えており、国民の反対の声を前に、多額の支援に踏み込みにくい事情がある。
ギリシャ問題はスペインやポルトガルといった他の南欧諸国にとってもひとごとではない。これらの国々の国債利回りやCDSの保証料率はつられて動く傾向があり、足元では再びじわじわと拡大する兆しも出始めた。
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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欧州の財政問題は、"警報" から "注意報" に切り替わったぐらいで、「市場の警戒モードはとても解除できそうにない」 ってことのようですネ┐(-_- )┌?
(*) ギリシャの10年物国債利回りのドイツ国債に対する上乗せ幅が、1月下旬の4%⇒直近で3%。
◇.。・+゜゜+・。 ASIA/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
    (19日17:00) ⇒ (20日07:20) ⇒ (17:00) ⇒ (20:00)
USDJPY = 90.50-52 ⇒ 90.50-55 ⇒ 90.55-60 ⇒ 90.55-60
EURJPY = 123.25-29 ⇒ 122.45-50 ⇒ 122.40-45 ⇒ 122.50-55
GBPJPY = 137.25-30 ⇒ 135.95-00 ⇒ 135.45-50 ⇒ 135.85-90
EURUSD = 1.3618-20 ⇒ 1.3530-35 ⇒ 1.3515-20 ⇒ 1.3525-30
◇ 上海総合指数: △0.22%、ハンセン指数: ▼2.05%。

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