前日のNY市場を、ちょっと甘く見てました┌(_ _)┐ ・・・ これといった経済指標もなく、アジア―欧州時間の流れを引き継いで、方向感に欠けたNY為替相場かな? って、早めにマーケットウオッチから退散。 ところが、今朝のレート・チェックでV字チャートの形成を目にして、「なんで?」
EU首脳会議（25-26日）を控え、あらためてギリシャ支援を巡ってネガティブな要人発言(*)が相次いじゃって、もしかして「ユーロ暴落の危機?」 ・・・ そんな流れをタイミングよく救ったのは堅調に推移したNY株価(^o^)／
でも、「ユーロの売り筋にとっては好都合!　（前日の）ユーロ反発は、格好の “売り場” を提供したにすぎない」 っていう見方も(+｡+)~~
また、牽制しあう “EU不協和音” の背景には、選挙絡みの思惑が色濃いようですよ! ・・・ 英国は総選挙（与野党勢力拮抗）、ドイツはノルトライン‐ウェストファーレン州（デュッセルドルフ）議会選挙、日本は参院選、米国は中間選挙と、主要国で八方美人的な金融政策を迫られてることが、方向感のない為替相場にしちゃってるのかも┐(-_- )┌?
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
　　　　(22日17:00)　⇒ (06:00)　⇒ (11:00)
USDJPY =　90.55-60 ⇒　90.10-15 ⇒　90.30-35
EURJPY = 122.40-45 ⇒ 122.15-20 ⇒ 122.40-45
GBPJPY = 135.45-50 ⇒ 136.00-05 ⇒ 136.25-30
EURUSD = 1.3515-20 ⇒ 1.3555-60 ⇒ 1.3550-55
◇ 日経平均株価(11:00): 27.21↓0.25％の10,797.51円。 TOPIX: 0.14↑0.01％の949.07。

(*)
◇メルケル・ドイツ首相 ・・・「EU首脳会議（25-26日）では決めないだろう」・「IMFによる支援も考慮する必要がある」
◇ギリシャ副首相 ・・・「独は銀行にギリシャへの投機を許している」・「独の一番の関心事はユーロ安（輸出支援）」
◇ウェーバー独連銀総裁 ・・・「ユーロ16カ国の一部は競争力を失った」
◇独政府報道官 ・・・「ギリシャ支援問題はEU首脳会議の議題でない」
◇トリシェECB総裁 ・・・「ECBはギリシャ国債を担保として受け入れる」・「ギリシャのユーロ脱退は法的に不可能」・「ギリシャ格付け、一段の引き下げはないとみている」
◇アトランタ連銀総裁 ・・・「ギリシャ危機は市場に広く衝撃を与えかねない」
◆ ダウ工業株30種平均終値: 43.91↑0.41％(10,785.89)、08年10月以来の高値水準。 ナスダック: 20.99↑0.88％(2,395.40)、08年8月以来の高値水準。 S&P500: 5.91↑0.51％(1,165.81)。 FTSE百種総合株価: 5.58↓0.10％(5,644.54)。
◆ NYMEX原油先物相場WTI期近4月物終値: 81.25ドル/バレルと反発。 金COMEX4月物終値: 1099.5ドル/tozと続落。