「通貨番付」と通貨選択に裏技なし


「年初来の対ドル騰落率で通貨番付」 なるデータが、日経ヴェリタスに掲載されてました。
◇ メキシコペソを筆頭に・・・カナダドル、インドルピー、マレーシアリンギ、韓国ウオン、タイバーツ、オージー、そして円までがプラス。
◇ 逆に下落率No1は、ポンド・・・そのあとにはユーロ、ノルウェークローネ、ブラジルレアル、スイスフラン、トルコリラ、ニュージーランドドル、南アフリカランド、ポーランドズロチ、スウェーデンクローナと番付。
(年初から3月26日までの対ドル暴落率)
(1)通貨間の「金利差」
(2)経常収支や対外債務の支払い能力などの「国力差」
(3)市場に流通しているマネーの量を表す「需給差」
・・・ あらためて外為相場を形成する3大要因も解説され、それぞれの通貨と突き合わせて、「市場にドルがあふれていたドルに、リーマン・ショック後、投資家がその需給差に目を向けることでドルは売られやすくなり、それが現在、国力差や金利差が再び注目され始めている」 と分析。
また、これからの外為相場について、「投資マネーは振り子 ―― これから新興・資源国が “出口” に殺到すれば、投資マネーも一気に “出口国” に向かうかもしれない。 もちろん、こうした一般的なシナリオも崩れる可能性はある。 ユーロ問題が再燃すれば、市場が有事モードに振れ、投資基準は再び経常収支や対外支払い能力などの “国力差” に移る」 とも。
・・・ このBlogのまえにリリースした 「19カ国・地域の利上げ時期予想!」 と合わせて先読みすれば、(1)の “金利差” を先取りポジションメイクはカバーできそうだけど、”財政赤字” も注目してるマーケットだけに、「有利な運用先」 を求めたポジションメイクには、新年度以降もタフさが要求されそうですネ!

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