ソブリンリスクのすべて!


世界のマネーマーケットを激震させてるギリシャ(南欧)財政危機問題 ・・・ そのベースにあるのが “ソブリンリスク” の高まり(>_<)  “ソブリンリスク” について、あらためて 「何だ?」 のクエスチョン‐マークに、日経が分かりやすくまとめてくれてました(^o^)/  一部抜粋すると・・・
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ソブリンリスク」=国の信用リスク。 外国の投資家などから借りたお金を、約束した利息を付けて、約束した期限に返せるかどうかが目安。
カントリーリスク」 が政治や経済を含めた総合的な評価であるのに対し、「ソブリンリスク」 は純粋に財政に対する評価を意味する。 約束通り返済できないとデフォルト(債務不履行)になる。 米格付け会社は、元利払いの見送りや遅れ、債務削減がデフォルトに当たるとしている。
ソブリンリスクが高まると、国債の償還や利払いに対する不安が高まり、国債の価格が下落する。新規の国債を発行しようとしても、買ってくれる投資家が減り、資金繰りが苦しくなる ―― 国債の値下がりは、国債を保有する金融機関などの投資家の損失につながる。ギリシャ国債の格付け引き下げが続くと、ECBから同国債を担保に資金を借りることが難しくなる可能性もある。
財政赤字のGDP比は、ギリシャ13.6%、ポルトガル9.4%、スペインは11.2% ―― スペインのGDP規模はギリシャの4倍、ポルトガルの6倍、ユーロ圏の1割を占める規模で、スペインのソブリンリスクが高まれば欧州全体への影響は非常に大きい。
「日本は?」 ―― 09年が7.4%で、11年には9.4%に拡大する見通し。 加えて日本は、過去に積み上げてきた債務が多く、政府債務残高が09年末までにGDPの201%に到達してる。 ただ、国内で国債を消化できたため日本のソブリンリスクは今回のギリシャのように(これまで)強く意識されることはなかった。
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ソブリンリスクを低下させるには、「増税などによる歳入拡大 + 歳出削減」 が必須ってことは当たり前でも、「景気が冷え込むと税収は増えず、財政再建が進まない」 っていう日本が抱えるジレンマを、南欧諸国も直面してるんですよネ。 そう考えると、ギリシャ問題の解決は容易でないってことに…┐(-_- )┌

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