米雇用改善で「6月円安説」浮上?


「気がつけば1ドル=95円近くまでドル高/円安」が進行中の円相場 ・・・ 「市場でにわかに “6月=円安” 説がささやかれ始めた」 と何とも不気味な記事が、日経ヴェリタスに掲載されてました。
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「米労働市場は改善が始まっている」 ―― 先のFOMCの声明文にこんな一文が盛り込まれた。 非農業部門の雇用者数は3月に3年ぶりの大幅プラスとなった。 そんな基調の変化を前向きにとらえた表現が、後退していた米早期利上げ観測に再び火を付けようとしている。
円相場は日米金利差との連動性が極めて高い ―― 3月以降の円安局面も、米金利の上昇につられた側面が大きい。 米利上げ観測が高まって、日米金利差が拡大に向かえば、円安が再び勢いづくというわけだ。
6月のFOMC声明文では、「“長期にわたって” 超低金利政策を継続」 の文言を残したものの、“長期にわたって” という表現が消える可能性がある ―― 今回の声明文に労働市場の改善を盛り込んだのを “先触れ” として、表現が大きく変わるとの説が広がりつつある。
さらに、「ギリシャ問題がもたらしたのはリスク回避ではなくユーロ回避」 との見方もあり、円の先安観がじわり強まってきている。 (日経ヴェリタス/一部抜粋)
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さて、その前哨戦が “米4月雇用統計”(7日@21:30) ・・・ 「雇用情勢の改善がさらに明確になれば、6月の表現変更の可能性もぐっと高まる ―― 一方で日銀は、政府のプレッシャーで “出口戦略” への転換の目途は立たず、“普天間問題” で象徴される日本の政局も “潜在的な円安要因”」 ・・・ そして今週は、出口戦略で先行するAUS 13:30 RBA政策金利(4日)と、ギリシャ絡みでEU 20:45 ECB政策金利, 21:30 ECB総裁会見 もメチャ注目ですネ(^_-)☆

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