今日あった “40年物” 国債入札の利回りは 「2.210%」 ・・・ 評価は 「無難な結果」 だそうですが、この数字どう思います?
「“買わざるを得ないから買う” という国内機関投資家の独自の事情と行き場のないマネーが支える日本の債券相場」(日経) ってことらしいけど、夢も魅力も感じさせないこの利回りでは、わたし的には買いたくないな! ・・・ 南欧諸国のソブリンリスクを目のあたりにしてるし、10年債(1.2%台)でも買いたいと思わないのにさ!
ところで、原油国・マレーシアの景気はいいようですネ! 中央銀行は翌日物政策金利を0.25%引き上げ(年2.50%)を決定! “資源国強し”ですね(*’-^)
さて、ソニーの2010年3月期決算は、408億円の赤字(前期989億円の赤字) ・・・ 今期は500億円の黒字を見込んでるようですが、これらの数字は市場予想に届かず(ギリシャの財政危機で想定外のユーロ安がその一因)、ちょっとした番狂わせがあすの株式市場に影響するかも(?) そして、ソニーが設定した通期の想定為替レートは、USDJPY=90円(前期実績91.8円)、EURJPY=125円(同129.7円)(б。б)☆゛
一連の3月決算で、円高論者のわたし的には、注目してたどの企業も 「想定為替レートの設定が甘いな(*゚ー゚*)」 っていう感想 ・・・ わたし的には、来年にも予想されるFF金利引き上げを想定しても、対ドルで82円、ボロボロのユーロは見限って、対ユーロは105円が妥当かな┐(´.`)┌?
◆出揃った主な輸出企業の想定為替レート◆
対ドル 対ユーロ 企業
85円 120円 日立
85円 125円 エプソン
90円 120円 日産, ホンダ, パナソニック, 京セラ, 東芝, ニコン, NEC
90円 123円 シャープ
90円 125円 ソニー, トヨタ, コマツ, 富士通, マツダ, キヤノン
90円 130円 デンソー
95円 120円 任天堂
95円 125円 花王
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo/London Forex Market 。・+゜゜+・。.◇
(12日17:00) ⇒ (09:00) ⇒ (17:00) ⇒ (21:20)
USDJPY = 93.01-04 ⇒ 93.19-20 ⇒ 93.39-42 ⇒ 92.85-90
EURJPY = 117.81-85 ⇒ 117.84-88 ⇒ 118.13-17 ⇒ 116.90-95
GBPJPY = 139.25-30 ⇒ 138.35-40 ⇒ 138.70-75 ⇒ 137.05-10
EURUSD = 1.2664-67 ⇒ 1.2645-46 ⇒ 1.2647-50 ⇒ 1.2585-90
◇ ◆ ◇ ◆ ◇
[13日午前のBlog] ―― 信用力No1通貨は? そして注目のソニーは… ――
今年に入って「終末時計」(*)は、時計の針が1分戻され、残り6分になりましたよね。 世界の金融市場では、ユーロ防衛策” の合意で、株価も為替相場の混乱も徐々にシュリンクし始めてるように見えるけど … これって、ユーロ終末時計になぞえると、いったい針はどのくらい戻され、その位置はどこにあるんでしょうネ?
(*) 「米誌 “Bulletin of the Atomic Scientists” が管理する核戦争による地球最後の日までの残り時間を概念的に表示」(Kyodo News)したメジャー。
ところで、「ユーロ軟調」 を示すデータとしても、“通貨建てGOLDの価格” で通貨のバリューが分かる! って(*’-^)?
☆主要通貨建ての金先物価格の上昇率:
△27.9%
△24.2%
△23.0%
△18.1%
△14.8%
△12.4%
△ 3.7%
(2月5日と5月11日比/参考:日経)
… 「ソブリンリスクとインフレのヘッジという2つの側面から上昇する金相場 ―― 通貨建て金価格でもユーロ建て上昇が顕著! 一方でスイスフラン建てでは小幅上昇と面目躍如に、通貨の信用力の差が鮮明」(日経) こういった見方も面白いですネ(^_-)☆