「ミセス・ワタナベ」の先週は!?


先週しょっぱなの8月1日から始まった “レバレッジ上限50倍規制” ・・・ 「この1週間のFX業界や取引への影響はどうだったの?」 気になってた話題を、日経ヴェリタスが座談会・『放電塔』で解説してました。
…………………………………………………………………..
規制導入自体は1年前に決まっていたため、混乱は少なかったようだ。 問題は取引への影響 ―― 取引シェア1割弱を占める「くりっく365」では、2-5日の1日当たりの取引量が7月比で3割以上減少した。
夏休みシーズンでもあるが ―― (これまで)レバレッジ60倍以上で取引していた52%のFX投資家が、証拠金を積み増すか、取引量を減らすかの選択を迫られた。
マーケットの流動性の低下で、相場が一方向に進みやすいのでは? ―― 「円高のブレーキ役だったFX投資家の取引量が落ちて、相場は円高に振れやすくなっている」(シティバンク・高島修氏)
今はだらだらと円高になっているからいいけど、急激に円高になったときは大変だ。 外貨持ちポジションは強制決済され、円の買い戻しが一気に加速し、円高が円高を呼ぶ展開となりかねない。 投資家保護のために導入されたレバレッジ規制で投資家の損が膨らむ皮肉な事態となりかねない。
“逆張り” のFX投資家のおかげで、政府が04年春以降、円売り介入をしなくて済んだ一因といわれる。 円高時に円をせっせと売ってくれる “援軍” が減って、(1ドル=85円台前半まで円高・ドル安が進んだことに財務相も)内心は焦っているんじゃないかな。
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
…………………………………………………………………..
“規制”スタート直後に、いきなり85円割れ寸前までドル売り・円買いが進行したことは、何とも皮肉だけど ・・・ 「98年のFX解禁後、200社を超えるともいわれたFX会社も、05年の法改正で減少し、“レバレッジ規制” 導入の発表前に130社前後あったFX会社はすでに100社弱」 となり、ひとつ確かなことは、法改正されるたびに 「FX会社の淘汰が加速」 ってことですネ(+。+)~~
そして、「グローバルにみた円取引に対するFXの割合は14%強」(日銀の2008年リポート)と存在感を増してきた “ミセス・ワタナベ”(*) は、消去法的とも不美人投票ともいわれてるこの円高局面で、どんな取引をするのか? 興味深いですネ(^_-)☆

\FXCAFE®NET/ ・ \FXCAFE®JP/ ・ \FXSPOT®NET/ ・ \FXカフェ®談話室/

(*) 普通の主婦も多く取引するFX投資家は、海外メディアに「ミセス・ワタナベ」などともてはやされた(日経ヴェリタス)


バナーワイド

TOPへ