アノマリーで「弱気な9月相場」?


US 8月雇用統計(3日) をメインに、今週も経済指標に注目ですネ! ・・・ 日銀は、6-7日の定例金融政策決定会合前に臨時会合を開いて追加的な金融緩和策を決めたり、政府は円高・経済対策の基本方針に決定(31日)するようだけど、もしも米国から景気減速を示す “数字” が出れば “二番底” も意識され、FRBによる追加緩和観測が高まって、「円高・経済政策」 の効果は相殺され、週末にはむしろ円高進行してるかもよ(*’-^)☆
また、「1926-2006年のS&P500の月次騰落率で、9月の平均は唯一マイナス。 この “9月効果” と呼ばれるアノマリー(*)で、市場関係者は気が晴れない」(日経ヴェリタス) ってこともあり、“株安・円高” はこの夏の酷暑のように、9月に入っても変わらないかも(〇ο〇)
ところで、FXでは相変わらずスプレッドを縮小する競争がお盛んのようですネ! ・・・ 「レバレッジ規制で取引量減少の備え」(日経ヴェリタス) ってことらしいけど、指標発表後や要人発言で為替レートが動きだしたらスプレッドは自然と広がるんだから、平時の 「スプレッド縮小」 を売りにしたキャンペーンって、実は意味無いんだけどネ┐(´.`)┌
(*) 「合理的な根拠は乏しいが、不思議によく当たる変則的な値動き」 = anomaly

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【29日あさのBlog】 ―― アッと驚かす巧妙な「円安誘導」とは! ――
今朝のTBS 「サンデーモーニング」 で、コメンテーターの寺島実郎氏が 「円高のメリットを生かし、M&AやSWF(Sovereign Wealth Fund)で資源投資などを行うことで、“日本は何をするか分からない国だ” と思わせる戦略をとればいい」 と指摘してました。 『まったくです』
欧米当局はマーケットを巧妙に自国・地域通貨安を国策的に誘導してるのに対し、日本は政局と選挙に明け暮れ、マーケットはその隙を突くようにマネーを円に避難させてるこの円高ステージで、「このままの円高にしておくと “日本は驚異だ”」 と欧米当局に思わせる行動をとればいい(〇ο〇) というもの。
15年ぶりの円高局面で、財務相は為替介入について 「コメントしない」 とか、マーケットの動向に 「重大な関心を持ち、極めて注意深く見守りたい」 な~んてつまらないミニ会見を開いてるよりも、欧米当局やマーケットをアッと驚かす “円高メリットの享受” を円安へと誘導させる逆転の発想をしてみては(^_-)☆
・・・ そんなポジティブサプライズが 「円高・経済対策」 に含まれれば、無理と思われてる主要国が協調する円高対策への道が開かれるかもネ(^o^)/


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