足元、85円台で沈黙してるドル円(85.23~76)だけど、あらためて80円割れを試すのにも、また、当局は介入水準を切り上げるつもりなのかと待つのもいい、面白い水準ですネ(^_-)☆
それにしても、今週は日米欧で重量級の経済指標がないことで、単独介入は救われてますネ! ・・・ そもそも前日の介入のきっかけは、介入には消極的とみられてた菅首相続投が決まった直後から、日本の通貨当局を試すかのように円買いを進めたマーケットへの “（ナメんなよ）警告介入” と受け止めました。
ちなみに、外国為替市況（*日銀）から、昨日のドル円（スポット）出来高は57,189百万ドル（前日の14日は11,049百万ドル）と5.1倍に!
(*) http://www.boj.or.jp/type/stat/boj_stat/fx_daily10/index.htm
ところで、読み方によっては “100％大ウソ” のBlogしちゃいました(>_<) ・・・ 『82円　市場介入』 って、Yahooでキーワード検索したら、なんと 「わたし的には、単にドル円が83円台を付けようと、82円台まで円高が進行しようと、市場介入なんてありえない!」 っていう当ブログが最上位に表示され、“あれ～～ぇ” と恥ずかしくなっちゃいました。 それだけ見れば、わたしは堂々たる “嘘つき” になっちゃう～┌(｡>_<)┘
『通貨当局が試してる? 市場に試されてる?』（9/8UP）のその真意は、円高進行のスピード感が緩やかである限り、“口先介入” するのも、またその逆に、会見の度にマスコミが繰り返し介入のタイミングを探る質問を財務相に向けるのは無意味! ってこと。
・・・ ってことで、わたし的には80円割れを試す動きが再度あると思ってるんだけどネ。 だって、内外的に雇用・経済・貿易不均衡など何も変わってないわけだし、マーケットには “達成感” もなく、83円割れでの単独介入はいかにも中途半端な為替水準で、ドル買い／円売りトレンドへ反転するわけないって!
1日に数百兆円取引される為替相場に1-2兆円の円売り介入するよりも、寺島実郎氏が提唱してた 「円高メリットを生かしたM＆Aや政府系ファンド（Sovereign Wealth Fund＝SWF）で資源投資（レアメタル投資など）で、このままの円高にしておくと “日本は驚異だ” ・ “日本は何をするか分からない国だ” と欧米当局に思わせる行動・戦略をとればいい」 を実践するなど、知恵のある “一粒で2度美味しい” 戦略で円高阻止策を図る方が、将来的にも日本の存在感を海外へアピールできるんじゃない(^o^)／
◇.。・+゜゜+・。 Tokyo Financial Market Summary 。・+゜゜+・。.◇
　　　　　(15日17:00)　⇒ (06:00)　⇒ (17:00)　⇒ (20:00)
USDJPY =　85.45-47 ⇒　85.70-75 ⇒　85.40-41 ⇒　85.65-70
EURJPY = 110.97-01 ⇒ 111.50-55 ⇒ 111.14-18 ⇒ 112.15-20
GBPJPY = 132.55-60 ⇒ 133.90-95 ⇒ 133.30-35 ⇒ 133.65-70
EURUSD = 1.2986-88 ⇒ 1.3005-10 ⇒ 1.3014-16 ⇒ 1.3090-95
◇ 人民元は基準値となる中間値で1ドル＝6.7181元と最高値更新。
◇ 日経平均株価終値: 7.06▼0.07％の9,509.50円。 TOPIX: 3.93▼0.46％の844.71。