「10月=円高」説


「10月円高説 ―― 介入から日米金利差へ回帰」・・・ こんな見出しで、「24日の “介入観測” を巡る動きから “10月の円高” の兆しが見え隠れする」 と日経ヴェリタスが解説してました。 24日午後1時過ぎからのマーケットの心理的変貌をみると・・・
(1)日米首脳会談の終了直後という絶妙のタイミングで、介入観測が広がった。
⇒ マーケットには 「米国が介入にお墨付きを与えた」 との憶測も流れた。
(2)介入直後に取材に応じた財務省高官、そして財務相、官房長官が、介入の有無に関して 「ノーコメント」 を繰り返す。
⇒ 午後5時ごろには、介入観測が広がる前の水準に逆戻りしてしまった。
(3)「政府・日銀はやはりおおっぴらに介入を続けることは難しいのではないか
⇒ 15日の介入以降、マーケットにくすぶっていた “介入警戒” も、こんな結論に落ち着いたようにも見える。
(4)すでに欧州や新興国から介入批判が飛び出している。
⇒ 「9月期末を過ぎて平時に戻る10月以降は、介入の大義名分が立たなくなる
(5)ゆえに、政府・日銀の円売り介入は、早晩下火になる。
⇒ となると、マーケットの視線はおのずと日米の金利差へと向いていきそう。
・・・ さ~て、「10月には “ドル安・円高” が再加速する」 っていう読みは当たるか? ドル売り局面だというのに、単に「介入」で盛り上がっちゃった9月後半の為替相場も、10月は “ファンダメンタル” にスポットが当てられる本来の為替相場に戻りそうo(^-^)o

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