「日銀短観」想定為替レートに注目!


秋の訪れとともにやってくる今週の “日銀短観” に注目してBlog! ・・・ まずは、“企業短期経済観測調査(短観)” が、なぜ注目されるか? っていうと、「景気判断に際して短観を重視する日銀の先行きの金融政策運営を占う “材料” が隠れているからだ」
これ、きょうの日経ヴェリタスの解説だけど、“なるほど! じゃあ9月短観の見通しは?” ・・・ 「大企業製造業の業況判断指数(DI)の改善基調そのものは崩れず、+7(前回6月調査比で6ポイント改善)。 6期連続の改善も、改善幅は前回15ポイントから大きく縮小。 3カ月後の見通しは+2と悪化に転じる見立て」
輸出企業の事業計画の前提となる “想定為替レートは?” ・・・ 「今回の短観で回答の目安となる “回答基準日” は9月7日に設定されている。 1ドル=82円台まで上昇し、政府・日銀が円売り介入に乗り出したのが15日」 ・・・ こんな時差があったことをあらかじめ知ったうえで “想定為替レート” をみると、企業の本音がみえてくるかもp(^^)q  ちなみに、6月調査では1ドル=90.18円、下期は90.16円。
もうひとつ、円高の影響をみるうえで 「注目したいのが、“設備投資計画”」 だそうです! ・・・ 「下方に振れるようだと日銀の描く景気回復シナリオに暗雲が垂れこめる。 単なる投資の先延ばしならまだ良いが、設備投資の海外移転が進む兆しと受け止められ、株安につながるのが怖い」 ・・・ 日銀による “追加緩和” の判断材料に直結するだけに、29日に日銀が発表する “短観の数字” は注目ですネ(^_-)☆

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[26日あさのBlog] ―― 「10月=円高」説 ――
「10月円高説 ―― 介入から日米金利差へ回帰」・・・ こんな見出しで、「24日の “介入観測” を巡る動きから “10月の円高” の兆しが見え隠れする」 と日経ヴェリタスが解説してました。 24日午後1時過ぎからのマーケットの心理的変貌をみると・・・
(1)日米首脳会談の終了直後という絶妙のタイミングで、介入観測が広がった。
⇒ マーケットには 「米国が介入にお墨付きを与えた」 との憶測も流れた。
(2)介入直後に取材に応じた財務省高官、そして財務相、官房長官が、介入の有無に関して 「ノーコメント」 を繰り返す。
⇒ 午後5時ごろには、介入観測が広がる前の水準に逆戻りしてしまった。
(3)「政府・日銀はやはりおおっぴらに介入を続けることは難しいのではないか
⇒ 15日の介入以降、マーケットにくすぶっていた “介入警戒” も、こんな結論に落ち着いたようにも見える。
(4)すでに欧州や新興国から介入批判が飛び出している。
⇒ 「9月期末を過ぎて平時に戻る10月以降は、介入の大義名分が立たなくなる
(5)ゆえに、政府・日銀の円売り介入は、早晩下火になる。
⇒ となると、マーケットの視線はおのずと日米の金利差へと向いていきそう。
・・・ さ~て、「10月には “ドル安・円高” が再加速する」 っていう読みは当たるか? ドル売り局面だというのに、単に「介入」で盛り上がっちゃった9月後半の為替相場も、10月は “ファンダメンタル” にスポットが当てられる本来の為替相場に戻りそうo(^-^)o

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