「ドル全面安の証明と介入規模」!


きょうは “月末 + 中間決算期末” が重なって、実需で動きそうな円相場ですネ。 USDJPY=83.53~93@NY ・・・ ちなみに、きょうの隠れたお楽しみは、19:00に発表される “9月の外国為替平衡操作の実施状況<為替介入実績>”(*財務省) ですネ(^_-)☆ 介入規模はどんなものだったのか!? 今夜明らかに(^o^)/
(*) http://www.mof.go.jp/1c021.htm
ところで、“ICEドル指数” なるものをご存知ですか? ・・・ 「ロイターが算出する 『ユーロ, 円, ポンド, カナダドル, スウェーデンクローナ, スイスフラン』 の6通貨バスケットに対する “ドルの総合的な値動きを示す指数” で、一時78.6と1月下旬以来の安値水準(6月上旬には88台) ―― FRBが早期の追加金融緩和に動くとの観測から、ドルは幅広い通貨に対して売りが止まらない」(日経)
6月7日比の下落率(%)
▲10.9  ICEドル指数
▲12.5  対ユーロ
▲ 8.4  対円
▲ 8.4  対ポンド
▲ 2.6  対カナダドル
▲17.2  対スウェーデンクローナ
▲16.0  対スイスフラン
・・・ ドルを取り巻くこんな環境で、政府・日銀が単独介入したって、意味なさないことがわかる気がします!?
╋╋ NYK/Tokyo Financial Market Summary ━━━━━━━━━ ╋╋
     (29日17:00) ⇒ (06:00) ⇒ (08:40)
USDJPY = 83.60-63 ⇒ 83.65-70 ⇒ 83.75-80
EURJPY = 113.81-85 ⇒ 114.05-10 ⇒ 114.10-15
GBPJPY = 132.25-30 ⇒ 132.05-10 ⇒ 132.40-45
EURUSD = 1.3611-14 ⇒ 1.3625-30 ⇒ 1.3620-25
AUDUSD = 0.9730と08年7月以来のオージー高水準。
◇ ダウ工業株30種平均終値: 22.86▼0.21%(10,835.28)。 ナスダック: 3.03▼0.13%(2,376.56)。 S&P500: 2.97▼0.26%(1,144.73)。 FTSE百種総合株価: 9.17▼0.16%(5,569.27)。
◇ NYMEX原油先物相場WTI期近11月物終値: 77.86ドル/バレルと反発。 金COMEX12月物終値: 1310.3ドル/tozと続伸、一時1314.8と最高値更新。

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◇ ◆ ◇ ◆ ◇
[29日夜のBlog] ―― 通貨安競争は「ドル安」に軍配!? ――
米消費指標の悪化で、FRBに追加緩和する大義ができたという雰囲気がマーケットに漂って、ドル売り/円買いが進行してますネ(83.50~84.09)!  円売り介入を意識しながら動いてた投機筋も、足元のドル安基調を見越して、そろそろ本当の円高防衛ラインを試す動きに出るかもp(^^)q
さて、きょうの日銀短観から製造業の2010年度通期の想定為替レートが、現在のドル円水準から6円近く乖離する大甘の89.66円(下期=89.44円)だったことで、年度末決算に不安を残しちゃったけど ・・・ 短観というイベントも終わり、次の焦点は日銀による追加緩和のタイミング! 「3カ月後の先行きはマイナス1」と業況悪化の見通しから、10月に2回開催される決定会合(4-5日, 28日)のいずれか? それとも補正予算案の国会通過する11月?
そして、ドル円の強弱はというと、日米同時に観測されてる金融当局による追加緩和観測を考えると、マーケットに与えるインパクトからして “ドル安優勢” に軍配が上がりそう┐(´.`)┌ ・・・ そうなると為替介入が意識されそうで、やっぱりマーケットに達成感を味わいさせるためにも、80円割れ(円の最高値更新)か、追加緩和が実施されるまで 「介入は無い」 と思いたいとこ(^o^)/
ところで、今日唯一ここまでの為替相場の見どころといえば、オプション絡みやEU当局者の「アイルランドは財政支援の必要なし」発言などで、トントーンとユーロ買いが進行した夕方の2時間だけだったけど ・・・ さて、愛煙家のお仲間、いよいよあさってタバコが値上げされますネ! 瞬間的な税収増のために「買いだめ」で貢献しますか|( ̄3 ̄)|


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