通貨戦争で「米国に勝てっこない」?


いつもながら面白い日経ヴェリタスの “放電塔” ・・・ きょうの話題は、もちろん “為替問題”!
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米国の追加金融緩和をにらんだドル安が、新興国通貨高の要因にひとつといわれるなか、◇海外からの債券投資へ課税負担を強化(ブラジルやタイ)
◇断続的に為替介入(韓国)
◇インフレや不動産バブルを抑制するために利上げする一方で、一定の範囲内に為替レートを促す「管理フロート制度」で為替相場を管理(中国)
… などで自国通貨上昇の抑制をしてきた各国。
◇日本はというと、「介入や資金流入規制は必要ない」 と発言していての介入なら、まだ効果的だったものを、1ドル=82円を 「防衛ライン」 と放言しておきながら、(いまになって)「ラインがどうのという話ではない」 と腰砕け。
… ただ、「この(通貨)戦争はどう転んでも米国が勝つ ―― 米国は世界の基軸通貨ドルを理論上、無尽蔵に刷ることができるからだ」(FTコラムニスト)
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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さて、各国を悩ませてきた “ドル独歩安” は、G20をきっかけに反転するか┐(´.`)┌?  “為替レートの過度な変動や無秩序な動きを監視” で、マーケットにファイティングポーズとったG20の金融当局者たち(^_-)☆ まずはあす、オセアニア⇒東京⇒ロンドン⇒ニューヨークとつながる外為市場に注目ですネ(^O^)/

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╋╋ 通貨を巡る国際協調の歴史 ━━━━━ ╋╋
85年9月 プラザ合意
不均衡是正へ日米独仏英のG5がドル以外の通貨の切り上げで協調
86年5月 東京サミット
イタリア・カナダを含むG7を創設。通貨協調の枠組み強化
87年2月 ルーブル合意
ドル不安を受け、為替安定化へ密接な協力で合意
87年10月 ブラックマンデー
NY市場の株式大暴落が世界的な市場不安に波及。G7が声明
95年4月 円が79円75銭の最高値記録
市場安定へ日米独が円売りの協調介入実施
97年7月 アジア通貨危機
タイバーツが暴落。アジア域内に通貨危機が波及
99年1月 欧州通貨ユーロ導入
欧州中央銀行に各国中銀の金融政策を一本化
03-04年 円高とデフレの深刻化
政府・日銀が総額35兆円に上る円売り実施
08年9月 リーマン・ショック
世界的な金融危機を受け各国中央銀行が一斉にドル供給
10年4月 ギリシャ危機
ユーロ防衛のため日米欧などが協調し欧州の新基金創設などで合意
(出所・日経朝刊)


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