「QE2マネーの宴」・「もう1つの量的緩和」?


『押し寄せるQE2マネー  量的緩和拡大、日米株高の宴(うたげ)いつまで』 ・・・ これ、きょうの日経ヴェリタスの特集の見出し。 株式市場にとっては久々に明るい記事!
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07年までの過剰流動性相場は、サブプライムローン問題やリーマン・ショックで終息。 主要国の国債や安全通貨の円、スイスフランが買われる「質への逃避」が起きた。
逃避から投資へ ―― ここにきて振り子は戻りつつある。 量的緩和で市場にばらまかれるマネー。 しかも、今回は基軸通貨のドル。 QE2マネーの到来を先回りして、新興国市場が沸き立っている。
東京株式市場でも、コマツ、日産自動車といった「新興国に強い」主力株、NY市場ではグローバル企業の代名詞アップルに投資資金が集中。
米国のデフレ阻止というQE2本来の狙いより、過剰流動性が生む新興国バブルを期待しているかのような動きだ。
ただ、米10月の雇用統計で(改善を見せ)ドルが買われ、円相場は1ドル=81円台に下落。 QE2でドル安に歯止めがかからなくなる、という危惧は遠のいた。 米国にとって好ましいスタートとなったQE2時代だが、先行きは予断を許さない。
(日経ヴェリタス/一部抜粋)
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・・・ 1ドル=70円台を見ないまま、ここで逆噴射? ってことはないとは思うけど、ドル売りトレンドは反転の兆しが現れたって見るべきなんでしょうかね┐(-_- )┌?
また、『個人発 もう1つの量的緩和』 っていう記事も興味深いものでした(^_-)☆ ・・・ 「ゆうちょ銀行の定額貯金と個人向け国債の大量償還時代が間近に迫り、これから4~5年間にわたり10兆円規模の資金が毎年、個人に戻る」 んだそうです。 わたしには縁のない話だけど、この個人マネーを巡って、銀行・証券やFX会社などで争奪戦が激しくなりそう\(+×+)/ それでも、シュリンクしてたマネーが動き出すことは好いことですネ!

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[06日夜のBlog] ―― 来週の「番外編」イベントに興味あり! ――
(略) ・・・ 「FRBの追加金融緩和を引き金に、世界の株式相場が騰勢を強めている」(日経) と世界主要市場の株価がリーマン・ショック以前の水準にまで回復してきたようですネ(^o^)/
上昇率で、【1】アルゼンチン(103%) 【2】中国(50%) 【3】インド(49%) … 英国とドイツは8% ・・・ 米国は4日、2年2カ月ぶりとなる水準に回復。
そんな中で、日本はというと ・・・ 【-1】イタリア(24%) 【-2】日本(21%) … スペインは7% と、先進国の中で 「下」 から堂々(?)のワースト2位(>_<)  単なるスロー・スタートってだけならいいのですが┌(。>_<)┘
さ~て来週の注目イベントに、G20金融サミット(11-12日 @ソウル) ・ APEC首脳会議(13-14日 @横浜)や、米国で国債入札(8-10日 3・10・30年物国債入札) もあるけど ・・・ そのまえに、米国では日曜日の未明に冬時間へ移行。 「中抜け」の時間が長くなっちゃって、指標待ち時間の使い方に慣れるまで大変~ん┐(´.`)┌
もうひとつ “番外編” として、「7-9月期の外国為替平衡操作の状況」(8日 財務省)の公表に興味津々! ・・・ 今回の円高ステージで6年半ぶりとなった円売り介入の全貌が明らかに(^_-)☆


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